murata240218滋賀県守山市は2024年12月10日に、「JR守山駅東口再整備基本計画」の概要を公開しました。対象エリアの土地所有状況は、JR西日本約1,300㎡、JR貨物約6,900㎡、東レ・ファインケミカル約200㎡、守山市約8,700㎡、合計約17,100㎡です。

再開発により、複合商業機能、ワークプレイス機能、広場(憩い・交流)機能、交通結節機能を導入します。複合商業は、ゆったりとくつろいだり、待ち時間を快適に過ごせる施設、働く人を応援する施設を目指します。守山駅と直結の複合商業エリアは約1,400㎡を計画します。交通結節機能である駐車場を含む複合商業エリアの概算事業費は約100億円を想定しています。








● 村田製作所・守山イノベーションセンターの玄関口
 「村田製作所」は、滋賀県守山駅前に新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」を整備しています。「JR守山駅東口再整備基本計画」は、村田製作所「守山イノベーションセンター」の玄関口に位置します。

滋賀県の「守山市」と「村田製作所」は2021年8月11日に、JR守山駅東口の市有地で、「村田製作所」が新しい研究開発拠点を整備することに合意したと発表しました。現在立地しているホテル「ライズヴィル都賀山」は宿泊事業から撤退し、機能の見直しを行った上で隣接地に新築移転します。

 研究開発拠点は、ホテルや駐車場、駅前東口スポーツ広場、JR貨物用地です。「守山市」は、「村田製作所」がJR沿線の徒歩圏内で新たな研究開発拠点の整備を検討しているとの情報を入手し、協議・検討を重ねてきました。

● 守山イノベーションセンター
 「村田製作所」は、滋賀県守山駅前に新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」を設立します。2024年2月より準備工事を着手し、竣工は2026年5月を予定しています。


守山イノベーションセンターの概要
◆ 計画名-株式会社村田製作所(仮称)守山新事業所拠点整備事業
◆ 所在地-滋賀県守山市浮気町300番地24ほか
◆ 交通-JR東海道本線(琵琶湖線)「守山」駅すぐ
◆ 階数-地上18階+塔屋
◆ 高さ-99.70m
◆ 敷地面積-9,966.77㎡
◆ 延床面積-64,850.24㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ フロア構成-(高層階)研究開発フロア、厚生施設、機械室、(中層階)研究開発フロア、(低層階)社外交流フロア、科学体験施設、機械室
◆ 建築主-村田製作所
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年03月(先行して2024年02月より準備工事に着手)
◆ 竣工-2026年05月予定
◆ 投資総額-約460億円(土地・建物費用のみ)
◆ 従業員数-約1,000~1,600名


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