
ディスプレイ関連企業もベトナムに広がっていますが、なにせ社会主義の国家。いろいろな政治介入があって、スムーズに事業を進めるのはとても困難です。
そんな中で、まずは開業おめでとうございます。
ベトナムの最大都市ホーチミンで2024年12月22日、初めて地下鉄が開業した。
地元メディアによれば、都市鉄道1号線の最初の乗客になろうと数百人が列を作った。
路線は市の中央にあるベンタイン市場と郊外に位置するスオイティエン公園を結ぶ。全14駅で、三つが地下駅となっている。
国営メディアによれば、新型コロナウイルス感染症の流行や財政面での制約のために開業は何年も遅れた。
開業式に出席した市の当局者は、17年におよぶ計画と12年におよぶ建設を経て、地下鉄が開通したことは、市内の公共交通機関の発展にとって重要な節目となると語った。
ベトナム政府は、人口約900万人を擁し渋滞で知られるホーチミンの交通量の削減につながることを期待している。
旅行者にとってうれしいのは開業から1カ月は運賃が無料ということだ。さらに駅と接続する電動バスも無料で利用できる。
その後、距離に応じて、7000ドン(約43円)から2万ドン(約123円)のチケットを購入することになる。高齢者や体の不自由な人の運賃は無料。学生や、電子決済アプリを使う旅行者は運賃を割り引く。運行時間は午前5時から午後10時。
ベトナムの交通インフラをめぐっては、アジアでの影響力を高めることを狙っている日本と中国との間で激しい競争があった。
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