TOPPANホールディングスは、液晶パネル製造の台湾子会社「凌巨科技 (GiantPlus)」を現地投資会社に譲渡することを発表した。
グループ全体で経営資源の最適化を進め、新事業創出に向けた基盤を強化する狙い。
譲渡価額は非公表。


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凌巨科技股份有限公司(苗栗県。売上高430億円、営業利益5億1600万円、純資産376億円)の全保有株式53.1%を、現地投資会社の聚弈投資有限公司(台北市)に譲渡する。株式譲渡は2回に分けて行われ、2025年1月20日に保有割合で18.4%、8月下旬に残る株式を手放す。

凌巨科技は1997年に設立。TOPPANは2017年、産業機器や車載向け液晶パネル事業の強化を目的に、同社株式の53%余りを約140億円で取得し、子会社化していた。

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