
両社の取り組みでは、パナソニックが廃棄された家電のプリント基板を回収し、中間処理事業者が鉄やアルミを取り除く。その後、三菱マテリアルが製錬処理をして金、銀、銅を取り出し、パナソニックに素材として返還する。
パナソニックによると8100トンの銅を回収したことで、新たに鉱石を製錬して銅をつくる場合と比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を累計3.3万トン削減できたという。1.1トンの金は足元の国際価格で単純計算すると、約151億円に相当する。
香川県直島町で17日記者会見した三菱マテリアル金属事業カンパニーの井上達也資源循環事業部長は「循環型経済を作る重要性が高まっている」と取り組みの意義を強調した。パナソニックくらしアプライアンス社の環境推進センターの森本泰史所長は「今後はリサイクル対象となる家電を増やしたい」と述べた。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
Comment
コメントする