
そんな超大型サイズが実際にどれくらい売れているのか。さすがに “飛ぶように” とはいかないが、同店副店長・太田雄介氏は「商品知識の深さや接客対応力などから、『この人から買いたい』とお客様からご信頼をいただいており、富裕層のお客様が多いこともあり、実売も堅調に推移しています」と話す。
なかには100V型を購入したものの、マンションのエレベータに収まらなかったために止む無く搬入を断念。ひと回り小さなサイズに選び替えた例もあるという。「地方に比べると、都内では特にマンションでこうしたケースが少なくありません。搬入見積もりには特に気を配っています」。

昨年のテレビ市場の動向は、「販売台数では前年をやや下回っているものの、金額ベースでは伸長しています」と高付加価値化が大きく寄与。ヨドバシカメラ全店で同様な傾向が見受けられるという。
一時、テレビ離れが指摘された若年層について伺うと、「テレビは必要ないという方ももちろんいらっしゃいますが、動画配信サービスの視聴を動機に購入される例も数多く見られます。まだテレビの映像美や大画面の臨場感を未体験の人にお気づきいただくのも大切なこと」と訴える。
春の新生活需要のテレビと言えば中小型サイズをイメージするが、「PCやスマホではなく、テレビを選択するわけですから、55V型でも10万円前後からと価格も安くなっていますし、大型のテレビを選択するケースも決して珍しくありません」とここにも大型化の波が押し寄せている。

さらに、大型化・高精細化の流れを受け止め、満足度を高める2つの “相棒” の提案に力を入れている。テレビとの同時購入および後付けの購入を合わせると、いずれも約3割にのぼるという。
一つ目は、サウンドバーをはじめとする「スピーカー」だ。「高画質化や大画面化など映像の進化に比例して、テレビに搭載されているスピーカーの性能も進化しているのかとなると疑問符がつかざるを得ません。大画面化・高画質化するテレビの映像に匹敵する “音” を手に入れるために、スピーカーはもはや欠かせない存在です」と説明する。
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