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         目次
 第1位:ソニーの映像表現と音響力が堪能できる「BRAVIA 7 K-65XR70」
 第2位:有機ELとパナソニックの映像表現のマリアージュ「VIERA TV-65Z95A」
 第3位:放送中の番組を一括チェックできる「REGZA 65Z870N」
 第4位:65型で10万円切りのハイセンス「65A6K」
 第5位:65型有機ELで30万円切りの「OLED65C4PJA」
 はみ出し情報・・・ネット動画を楽しみたい人に広がるプロジェクター人気


趣味の道具としての側面が濃くなってきたテレビ市場は、また、海外メーカーの勢いも強まっているようです。海外に渡った国内ブランドがあるだけでなく、東アジアのブランドも売り場で存在感を放っています。そうしたなかで、同店でよく売れているトップ5の製品を挙げてもらいました。下記の「令和のテレビ選び 3つのポイント」を踏まえて追いかけていきましょう。

<令和のテレビ選び 3つのポイント>
対応できる動画配信サービスの確認は欠かせない。あとからアプリを追加できない製品もある。
購入すれば10年の付き合いになる道具。10年先まで満足できる仕様を意識して選ぼう。
そのうえで拡張機能を比較したい。録画機能や音響追加機能のほか、ゲームに向いた応答速度の速い製品もある。

※本文と写真で掲載している価格は、2025年2月5日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。







一番人気に挙げられたのは、ソニーの65型モデル「BRAVIA 7 K-65XR70」です。mini LED搭載の4K液晶パネルを採用したテレビで、アンプやスピーカーが増設できます。取材時の価格は398,000円でした。

「映像コンテンツを作っているメーカーだけに、映像表現に定評があります。mini LEDによって、液晶の明るさと有機ELに近い鮮やかさが楽しめます。音響面でいえば、BRAVIAは人の声だけを上下できる『ボイスズーム』機能を備えているので、ご年配の方にもよく指名されます」今回はビックカメラ池袋本店を訪ね、薄型テレビの売れ筋を取材しました。

同店でビジュアルコーナーを担当する鈴木翔太氏によると、売れ筋は55型から65型が中心で、そこから前後に43型~75型まで広く売れているそうです。この傾向はファミリー層に限らず、一人暮らしを始めた大学生や新社会人にも当てはまるとのこと。「ネットで動画配信サービスやさまざまな情報が見られるようになったいま、テレビを求める人は良い映像環境で楽しみたい、という動機を持っていることが多いので、お住まいの環境によらず『買うなら良いものを』という意識で選ばれるのです」といいます。