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韓国サムスン電子は25日、韓宗熙・共同最高経営責任者(CEO)が心臓発作により死去したと発表した。63歳だった。
2022年に家電・モバイル機器部門を統括する副会長兼共同CEOに就任し、取締役も務めた。後任人事は決まっていないという。
もう1人の共同CEOを務める全永鉉氏は半導体事業を率いている。同氏は先週の年次株主総会で共同CEOに任命されたばかり。    

サムスンは証券取引所に提出した文書で、全氏が単独でCEOを務めると発表した。
同社の株式は一時0.5%下落した。 






広報担当者によると、韓氏は休暇中に心停止となり、病院で治療を受けている間に亡くなった。26日にサムスンの新しい家電製品の発表イベントに出席する予定だった。    

韓氏は40年近く前にサムスンに入社し、テレビ部門でキャリアを築いた。

あるアナリストは「韓氏はサムスンのテレビ事業を世界的な影響力を持つまでに育てた立役者だ。同氏の突然の死去は、マーケティングなどの分野で事業戦略に長期的な影響を及ぼす可能性がある」との見方を示した。

また、関税や貿易戦争の激化による不確実性が高まる中で、サムスンの家電部門の業績改善に向けた取り組みに影響を与える可能性もあると述べた。

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