df9d55b23c301d_P1サムスンディスプレイは無偏光板有機発光ダイオード(OLED)技術「LEAD」で世界情報ディスプレイ学会(SID)が選定した「今年のディスプレイ賞(DIA)」を受賞すると6日明らかにした。

LEADは2021年サムスンディスプレイが世界で初めて開発した無偏光板技術で、外部光の反射を防ぐ機能を内在化し輝度を高め消費電力を減らしたのが特徴だ。 偏光板取りでパネルの厚みと重さを減らし、柔軟でスリムなデザイン実現にも有利だ。 初めてフォルダブルスマートフォンに適用されて以来、最近はバータイプスマートフォンまで適用範囲を拡大している。

SIDは学会マガジンを通じて「サムスンディスプレイのLEADは不透明なプラスチックシートである偏光板を代替するOCF技術で、輝度を改善し野外視認性を高め、同時にパネル厚さも20%さらに薄くした」と好評した。






サムスンディスプレイは2014年5.68インチのフレキシブルOLEDを皮切りに、2020·2022年フォルダブルディスプレイ、2023年QD-OLEDまで計7回「DIA」を受賞した。

サムスンディスプレイ関係者は「LEADはOLEDの構造的限界を克服し性能と親環境性まで確保した革新技術」とし「今後、低電力、高輝度特性が重要なスマートフォンはもちろん多様なIT製品群にも拡大適用するものと期待される」と話した。

サムスンディスプレイは13日から15日まで(現地時間)米国サンノゼで開かれる世界最大ディスプレイ展示会「SID2025」で「電界発光クォンタムドット」(EL-QD)など次世代武器発光技術力を強調する展望だ。 EL-QDは超微細半導体粒子である量子ドット(QD)を利用して赤緑青(RGB)ピクセルを具現した技術だ。

現在商用化された「QD-OLED」が青色OLEDから出た光がQD発光層を通過し色を作り出す方式ならば、EL-QDはOLEDなしに電流駆動を通じてQD RGBピクセルで直接光を出し「本当のクォンタムドット」とも呼ばれる。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ