DSC08013パナソニックは、新世代有機ELパネル「プライマリーRGBタンデム」を搭載した4Kテレビ “ビエラ” のフラグシップ・4K有機ELテレビ「Z95B」シリーズを6月下旬より発売する。価格はオープンだが、ラインナップと税込の市場予想価格は以下の通り。

<Z95Bシリーズ>
・65型「TV-65Z95B」 530,000円前後
・55型「TV-55Z95B」 380,000円前後

Z95Bシリーズは、フラグシップ・4K有機ELテレビ6年ぶりのフルモデルチェンジを行った、2024年度モデル “Z95Aシリーズ” の後継機。大きく刷新された筐体デザインと共に、画質や音質を従来から大きく進化させたとアピールする。








大きな特徴として、これまでフラグシップ有機ELテレビで採用していたマイクロレンズ有機ELに変わり、Z95Bシリーズでは新たに新世代有機ELパネル「プライマリーRGBタンデム」を搭載する。

従来の有機パネルでは、発光層が青、黄色(赤+黄+緑)、青の3層構造だったのに対し、今回のプライマリーRGBタンデムでは発光層が赤、濃青、緑、濃青の独立した3色に分かれた4層の新構造を採用。加えて最新の青色の発光層採用により光の波長を最適化したことで、発光効率の向上による輝度とコントラストの向上、そして光の純度アップによる広色域化を実現し、「前世代機からもう1段階ステップアップした画質を実現した」という。

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