6wArKUkX液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)が主力の茂原工場(茂原市)閉鎖と大幅な人員削減を表明したことを受け、県や茂原市は雇用確保に本格的に乗り出す意向を明らかにした。
戦後、茂原の発展を支えた日立製作所茂原工場の流れをくむ地域のシンボルだけに、地元への様々な影響が懸念される。









 JDIは、同工場での生産を2026年3月をめどに終えて売却し、同工場の約1300人の正社員は石川県の工場などへの配置換えを進める方針。今月15日には市に、国内人員約2600人のうち1500人の削減目標に向け、6月16日から全社で希望退職を募る方針を伝えた。

 市によると、工場の正社員のうち約500人が市民。加えて近隣町村の居住者や、正社員とは別に約600人のパート・派遣従業員もいる。県は就労相談に応じ、市も地元企業への求人開拓をしていくという。

 市原淳市長は「苦渋の決断だったと思うが、雇用や経済への影響を考えると誠に残念。新たに進出する企業にはできる限り地元での雇用をお願いしたい」とのコメントを出した。

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