20250403001955_824_任天堂は、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)」を6月5日に発売開始した。
「Nintendo Switch 2」は、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の後継となる次世代ゲーム機。TVモード、テーブルモード、携帯モードという3つのスタイルで楽しめる「Nintendo Switch」の特徴はそのままに、CPUやGPU、ディスプレイやメモリー、コントローラーなど、本体性能が大きく強化されている。

本体は13.9mmという厚さはそのままに、ディスプレイサイズを従来の6.2インチから7.9インチに拡大。解像度はHDからフルHDになり、フレームレートも最大120fpsに拡大された。HDR10にも新たに対応し、より鮮やかな映像表現が可能になったという。

また、本体には、チャットがすぐに楽しめるように、ノイズキャンセリング機能付きデジタルマイク(モノラル)を新たに搭載。スピーカーも音域間のバランスを整えることで、音がよりクリアで自然になったという。ステレオヘッドホンで臨場感のある立体的なサウンドを楽しめる立体サウンド機能も搭載されている。








本体メモリーは、従来モデルの32GBの8倍となる256GBに増大し、アクセス速度もアップ。外部メモリーは、従来に比べてアクセス速度が向上した「microSD Express」カード(最大2TBまで)に対応するという。なお、「Nintendo Switch 2」では、「Nintendo Switch 2」の専用ソフトに加え、従来の「Nintendo Switch」ソフトもプレイ可能。「Nintendo Switch 2」専用ソフトのゲームカードは色が赤くなり、読み込み速度が向上しているそうだ。

コントローラーの「Joy-Con 2」に関しては、本体への装着機構がマグネット式に刷新。SL/SRボタンが拡大されされたほか、スティックも大きくなり、耐久性も向上したという。また、「Joy-Con 2」をマウスとして使える機能も新たに追加。左右どちらの「Joy-Con 2」でも利用できるようになっており、両手でマウスを使った操作など、これまでと違ったプレイスタイルが可能になるそうだ。

本体背面のスタンドは、好みの角度で固定できるフリーストップ式を新たに採用し、可動域が大幅に拡大。さらに、本体上部にはUSB Type-Cが新たに追加され、本体を充電しながらテーブルモードでゲームを長時間プレイするといったこともできるようになっている。このほか、「Nintendo Switch 2」に付属する新しいドック「Nintendo Switch 2 ドック」は、新たに冷却ファンを搭載し、強力な排熱で発熱を抑制。4K出力や最大120fps出力(4K出力のフレームレートは最大60fps)にも対応するそうだ。

機能面では、「ゲームチャット」機能が新たに追加されたのがポイント。「Joy-Con 2」に追加された「Cボタン」を押すだけで、気軽にフレンドとチャットを楽しめるという。別売りの「Nintendo Switch 2 カメラ」などのUSBカメラを本体に接続すれば、ゲームをプレイする表情をフレンドと共有しながら楽しめるそうだ。なお、「ゲームチャット」利用には「Nintendo Switch Online」(有料)への加入が必要だが、「Nintendo Switch Online」に加入していなくても無料で「ゲームチャット」を楽しめる「ゲームチャットおためしキャンペーン」を2026年3月31日まで実施するとのこと。

また、持っているソフトをほかの人と一緒に遊べる「おすそわけ通信」も新たに搭載。「Nintendo Switch 2」と「おすそわけ通信」に対応したソフトを持っていれば、ほかの人が「Nintendo Switch 2」や「Nintendo Switch」を持ち寄ることで、そのソフトをおすそわけして一緒に遊べるという。

日本で発売する「Nintendo Switch 2」は日本語専用かつ国内専用になり、ダウンロード版の「マリオカート ワールド」をセットにした「Nintendo Switch 2 マリオカート ワールド セット」も用意。なお、日本語以外の言語が必要な場合は、「多言語対応バージョン」をマイニンテンドーストアから購入できる。

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