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July 10, 2025

テレビは液晶が9割! mini LED搭載の55インチ液晶テレビが10万円台で買える時代到来

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長年、家電業界を見てきた価格.com編集長が、価格.comが保有するさまざまなデータと、自身の知識・経験をベースに、家電製品の最新トレンドを解説。今押さえておくべき機能やスペックを紹介しつつ、コスパ、性能、ユーザー評価などの観点から、今買って間違いなしの製品を厳選して紹介する。

第65回は、夏のボーナスシーズンに買い替えを考えている人も多いであろう、液晶テレビ・有機ELテレビの最新トレンドについて解説する。


まず、最近の液晶テレビ市場の状況について、確認しておこう。

22163_01_graph図1は、価格.com「液晶テレビ・有機ELテレビ」カテゴリーの過去3年における閲覧者数推移を示したものだが、これを見ればわかるように、ここ3年間、同カテゴリーは右肩下がりの様相を呈しており、3年間で3割程度、需要が減少していると見ていい。






コロナ禍では在宅時間が増えたことから、家庭におけるエンターテインメントの中心であるテレビが通常よりも売れた。しかし、その需要先食いの反動がコロナ後に出ているというのが、この需要減少の最も大きな理由だ。さらに、若年層を中心としたテレビ離れ(ゲームやネット配信などにシフト)や、業界全体での大きな技術革新のなさ、国内メーカーの衰退など、さまざまな理由が重なって、今の停滞状況にいたったのだと考えられる。

22163_02_graph図2は、価格.com「液晶テレビ・有機ELテレビ」カテゴリーにおける売れ筋製品のパネル種別割合を示したものだが、これを見ると、売れ筋製品の約9割が液晶テレビ、残る約1割が有機ELテレビということになる。2年前は約2割あった有機ELテレビの人気が、約半分ほどにまで下がっており、人気の主体は液晶テレビに完全に移ったと見ていいだろう。

一時は、液晶テレビをリプレイスするのではないかと言われていた有機ELテレビであるが、液晶に比べて価格が高いのは今も変わらず、相対的な輝度の低さや焼き付きなどの課題もあることから、徐々に人気を下げていった。逆に、液晶テレビ側は、従来の10分の1ほどのサイズで光る「mini LED」バックライトや、色再現性を高める「量子ドット」などの技術が加わったことで、一時に比べて画質面でのデメリットが少なくなり、価格の安さも手伝って、ここ数年でグンと人気を上げているところだ。

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return_to_forever at 12:59│Comments(0)T_テレビ | M_市場トレンド

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