July 14, 2025
大倉工業、上海に駐在員事務所設立 中国ディスプレー市場拡大受け
フィルムメーカーの大倉工業がこのほど中国・上海の長寧区に駐在員事務所を設立した。ディスプレー製造に用いられるフィルムの情報収集拠点とする。
製造拠点以外の事業所設立はアジアで初めて。中国ディスプレー市場の拡大に対応する。
大倉工業の顧客となる偏光板メーカーの多くが中国国内に集中するという。ディスプレー製品の性質上、頻繁に発生する仕様変更などに迅速に対応できるよう連携を密にとる。上海は顧客とのアクセス面で利点があり、他の日系企業も拠点を持つという。
同社担当者によると、偏光板市場は2010年代初頭は日本メーカーが世界シェアをほぼ独占していたが、10年代後半には中国メーカーが台頭し始めた。24年には日本メーカーが市場の約1割、中国メーカーが約8割を占める状態になった。
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