July 28, 2025
中国メーカーが「Pro Display XDRもどき」を発売。”70%オフ”でほぼ完コピ
Kuyconから発売された32インチ6K IPSディスプレイ「G32P」が、AppleのPro Display XDRの約3分の1の価格で登場した。プロ向けディスプレイ市場に新たな選択肢が提示された、というと聞こえが良いが、Pro Display XDRの完コピ、言うならば「もろパクリ製品」だ。これ、色々大丈夫なのか?G32Pは高解像度と正確な色再現を必要とするワーキングプロフェッショナルをターゲットに開発されており、Appleの高価格帯ディスプレイに対するコスト重視の対抗馬として位置づけられていることは明白。価格は地域や構成により1,700~2,000ドルに設定されており、Pro Display XDRの約4,999ドルと比較すると大幅に安価だ。
Pro Display XDRの魅力は確かに類を見ない6K解像度にある。しかし同時に最大の難点として72万円以上(米国では4,999ドル)という極めて高額な価格設定が挙げられる。スタンドを含めると約90万円(米国では5,999ドル)を超える価格は、多くのプロフェッショナルにとって現実的ではない選択肢だった。
「Pro Display XDRの安価モデル」として登場したStudio Displayも5Kという解像度で27インチサイズとなり、6Kの圧倒的な作業領域を求めるユーザーには物足りない面がある。つまり、手頃な価格でPro Display XDRに近い体験を得られる選択肢は事実上存在しなかったのが現状だ。
G32Pの最も印象的な特徴は、その露骨なまでのPro Display XDR模倣デザインだ。陽極酸化処理・サンドブラスト加工のアルミシャーシを採用し、背面にはパッシブ冷却のための穴あき加工を装備。この背面デザインはPro Display XDRと酷似しており、明らかに意識した設計となっている。
ただし、Pro Display XDRのような3次元的な奥行きや湾曲は再現されておらず、より平坦な仕上がり。それでも前面から見ると「非常にミニマルでクリーン」で、ブランドロゴもなく、Apple製ディスプレイと見間違えるほどの完成度を誇る。技術仕様では、LGのNano IPS Blackパネルを採用し、6144×3456の解像度を提供。真の10ビット色深度をサポートし、DCI-P3とsRGBの色域を99%カバーする仕様となっている。2000:1のコントラスト比と500nitの持続輝度を実現し、HDR10にも対応している。
Pro Display XDRを実際に所有するUltraLinx(Oliur)氏は、G32Pを「予想に反して推奨できる製品」として評価している。同氏は当初「高い期待はしていなかった」ものの、実際に使用すると「高級感のあるアルミニウム品質」と6K解像度の「驚くほどの有用性」を実感したという。
最大の違いとして輝度の差を挙げており、Pro Display XDRの1,600nitに対してG32Pは500nitという大きな開きがある。特にHDRコンテンツでは「Pro Display XDRのような夢のような体験は得られない」と率直に述べている。
それでも総合的には「80%の体験を半額以下の価格で提供する」として高く評価。「Pro Display XDRを持っていなかったら、迷わずこちらを選ぶ」とまで言及している。特に、リモコンによる独立した設定調整や豊富な接続性を「何でもできる一台のモニター」として評価している点は興味深い。
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