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日本電気硝子は、透明結晶化ガラスに黒色の特殊塗料で印刷を施すことで、フルカラーLEDや液晶ディスプレイの表示機能に対応しつつコストパフォーマンスに優れた調理器向けトッププレート「StellaShine(R) Mono(ステラシャイン モノ)」を開発し、販売を開始する。

開発の背景
 耐熱性に優れた結晶化ガラスは、その表面平滑性(吹きこぼれなどに対する掃除のしやすさ)を評価され、IHクッキングヒーターやガスコンロのトッププレートとして広く採用されている。このトッププレートは、世界市場ではガラス生地自体に色が着いているものが主流となっているが、やや褐色を帯びたような色味をしているため純粋な黒色ではない。

また、フルカラーLEDの表示や液晶ディスプレイの透過性に制約がかかり、表示機能が多用されるIoT化が進む調理器では対応が難しいという課題もあった。
 日本電気硝子が従来販売している調理器トッププレート用ガラス「StellaShine(R)」は、透明な結晶化ガラスに高度な印刷技術を融合させることで、デザインの自由度や色彩表現を実現している。
 今般、日本電気硝子が開発した「StellaShine(R) Mono」は、透明な結晶化ガラスに黒色特殊塗料と印刷技術を組み合わせ、かつ、加工および印刷工程を簡素化することで、表示性能とコストのバランスを両立することに成功した。
 StellaShine(R) Monoは、黒色ならではの洗練されたデザイン性と、表示への適合性を兼ね備えた新製品。IoT化が進む次世代調理器において、革新的なソリューションとして、国内外の市場に新たな価値を提供する。



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