ソニーテレビ事業分離の衝撃と必然 世界テレビビジネスの現在地今年のOLEDスマートフォン出荷量は減少する見込み!

January 27, 2026

発電もできる有機EL素子、千葉大学らが開発

tm_260123chiba01_w290tm_260123chiba02_w290千葉大学先進科学センターの深川弘彦特任教授とNHK放送技術研究所、京都大学大学院理学研究科の畠山琢次教授らによる共同研究チームは2026年1月、1つの素子で「太陽光発電」と「発光」という2つの機能を備えた「発電できる有機EL素子」を開発したと発表した。

 有機半導体は、「有機EL(OLED)素子」としてスマートフォンなどに搭載されている。また、「有機薄膜太陽電池(OPV)」などの開発も進む。これら2つの機能を1つの素子に統合すれば、新たな用途の拡大につながるものの、現行技術では効率が低下するなど課題もあった。

 研究チームは今回、高い発光効率と強い光吸収特性を兼ね備えた「MR-TADF材料」を用いて、新たな多機能素子の開発に取り組んだ。実験では、MR-TADF材料と電子受容材料(アクセプター)の界面における電荷や励起子の挙動を精密に制御した。これによって、EL発光の外部量子効率(EQEEL)と電力変換効率(PCEPV)のトレードオフを解決した。








 具体的には、MR-TADF材料を用いることで、電荷移動(CT)励起子の励起子束縛エネルギー(Eb)が0.01~0.4eVとなった。この値は従来の有機材料系に比べて小さい。Ebが小さい素子は発電時の電圧損失を極小化できるという。

Ebの大きさは、発光色にも関連している。例えば、Ebが大きい分子を組み合わせると長波長発光(黄色)が得られる。Ebが小さい分子を組み合わせると、短波長発光(青色)が得られる。こうした特性を利用してEbを精密に制御すれば、全可視光領域で発光しフルカラー動作が可能となる。

 試作した素子を評価したところ、緑色と橙色の発光発電素子では8.5%超のEQEELと、約0.5%のPCEPVを同時に達成した。青色発光素子でも、約2%のEQEELと、1%超のPCEPVを実現した。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ



return_to_forever at 00:30│Comments(0)R_研究開発 | O_有機EL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ソニーテレビ事業分離の衝撃と必然 世界テレビビジネスの現在地今年のOLEDスマートフォン出荷量は減少する見込み!