April 03, 2026
R&IとS&P、シャープを格上げ 液晶事業縮小で「継続的に黒字確保」
格付投資情報センター(R&I)は2日、シャープの発行体格付けを「Bマイナス」から「Bプラス」に2段階引き上げたと発表した。液晶パネル事業縮小などで「継続的に黒字を確保できる公算が大きくなってきた」と判断した。
3月31日には、4月に返済が集中する約3900億円の借入金のリファイナンス(借り換え)が確定した。返済リスクが解消され、格付評価の制約となっていた流動性に関するリスクが低下したことも考慮した。
シャープは亀山工場(三重県亀山市)の第2工場を、親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に売却する予定だったが、不成立になったと2月に発表した。生産は8月をめどに終了し、従業員1170人を対象に希望退職を募る。
ただ、R&Iは工場売却不成立について「信用力へのマイナス要素とはみていない」としている。業績変動率の高い同工場の生産停止を決めたことはディスプレー全体の収益予見性が高まり、リスク低減につながるという。




































