May 26, 2026
グーグルが世界最大30GWhの蓄電池、「鉄空気電池」を採用
米国ミネソタ州、ミネアポリスに本社を置く大手電力会社であるエクセル・エネルギー(Xcel Energy)は、今年2月に同州のパインアイランドに建設されるグーグル(Google)の新しいデータセンターに電力を供給すると発表した。 個人向け電子機器から企業活動、政府サービスに至るまで、インターネットが経済社会を支える中核インフラになっていくに従い、データセンターの需要が急増しており、急ピッチで建設が進んでいる。
新データセンターへの電力供給はエクセル・エネルギーが担い、グーグルは、このデータセンター向けの電力サービスに関連する費用をすべて負担する方針である。地元顧客にコストを転嫁せずにクリーンエネルギーの導入を進めるため、両者はミネソタ州で「クリーンエネルギー導入加速負担金(Clean Energy Accelerator Charge=CEAC)」という新たな料金制度を設計した。
今回、同州で計画されている、グーグルとの約1GW規模のデータセンター向け電力供給契約は、今後ほかの州で展開する「大口需要家向け料金制度」の先行的なモデルに位置づけられるかもしれない。
グーグルがインフラの追加費用を負担
エクセル・エネルギーは、新たな大口顧客による電力需要が、既存顧客のコスト増につながらず、電力サービスの信頼性が維持されることを確実にする方針を掲げている。これに対応してグーグルは、大口需要に関する同州の規制・法的要件に沿って、新サービスに関わるすべての追加費用を負担する契約になっている。つまり、既存の一般顧客に、データセンター向けの新たなコストを転嫁しない設計になっている。
グーグルがミネソタ州に建設するデータセンターには、電力会社から出力1.9GWもの新たな風力・太陽光発電からの電力、そして長時間の充放電サービスが提供される計画である。具体的には、出力1400MW(1.4GW)もの風力発電、出力200MWの太陽光発電、出力300MW・容量30GWhもの長時間のエネルギー貯蔵設備となっている。
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