May 27, 2026
フェラーリ初のEV「ルーチェ」、サムスンディスプレーの有機EL搭載
イタリア語で「光」という意味のルーチェは、フェラーリ初の純電気自動車で、4ドア5人乗りだ。2022年にマルチエネルギー戦略を発表してから4年ぶりの結実だ。フェラーリは「単純に電動化されたフェラーリを超え、深い走行没入感と性能、独歩的個性を備えたフェラーリを創造するという目標」と説明した。
デザインはアップルのデザイナーとして有名なジョナサン・アイブ氏が設立したラブフロムと協力した。前から後までなめらかにつながりながらも豊かな空間を確保したのが特徴だ。タイヤ1輪当たり4個の電気エンジンで動くルーチェは停止状態から2.5秒で時速100キロメートルに達し、最高時速310キロメートルの性能を備えた。走行距離は530キロメートルだ。価格は55万ユーロ(約1億円)で、韓国では来年から販売される見通しだ。
室内には前後に3つのディスプレーが搭載され、サムスンディスプレーの有機ELが単独供給された。運転席前で速度と走行情報を表示する「ドライバービナクル」には2枚の有機ELを立体的に重ねた多層構造設計が業界で初めて適用された。下のパネルには基本背景と目盛りが表示され、上に重ねられたパネルにはリアルタイムで回転力やポップアップメッセージなどの情報が表示される。2つのパネルの間には実際の針が動くようにし立体的な視覚体験を与える。有機ELは内部デザインに合わせ四角形ではなく複数の直線と曲線で構成された形に加工された。サムスンディスプレーのイ・ジュヒョン中小型事業部長(副社長)は、「ルーチェはどんなデザインでも実現できる有機ELの技術優位を立証し、サムスンディスプレーのノウハウを集約して見せる記念碑的な車」と話した。
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