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September 07, 2026

常識覆す発見が有機エレキ源流に ノーベル賞の白川英樹さん死去

040357000c電気を通すプラスチックを発見・開発し、2000年にノーベル化学賞を受賞した筑波大名誉教授の白川英樹(しらかわ・ひでき)さんが8月24日、転移性肝腫瘍と原発不明がんのため死去した。90歳。

 東京工業大(現・東京科学大)の助手時代に、プラスチックの一種「ポリアセチレン」が電気を通すことを発見した。「プラスチックは電気を通さない絶縁体」と考えられていたが、常識を覆した。現在の有機ELディスプレーや薄くて曲がるペロブスカイト太陽電池などに応用され、有機エレクトロニクスの源流を築いた。








 1936年、東京生まれ。61年、東工大理工学部を卒業。79年まで同大助手を務めた。

 ポリアセチレンは当時、粉末でしか存在しなかった。発見は、留学生にポリアセチレンの実験の指導をしていた時、誤って触媒を1000倍も多く入れてしまった失敗がきっかけだった。出来上がったのは粉末ではなく、金属の光沢を放つフィルム状で、容器に張り付いていた。金属のように「電気を通すのでは」と直感した。

 この成果に、後にノーベル賞を共同受賞した当時、米ペンシルベニア大教授だったアラン・マクダイアミッド氏が注目。米国に招かれて共同研究を始め、76年11月に高い導電性を持ったプラスチックの開発にこぎつけた。金属に比べ加工しやすく軽いという特徴から、スマートフォンやパソコンに不可欠な電子部品に利用され、リチウムイオン電池にも使われるなど、現代の生活に広く浸透している。

 82年から筑波大教授、00年名誉教授。00年に文化勲章を受章、文化功労者にも選ばれた。1週間ほど前から横浜市内の病院に入院していたという。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ



return_to_forever at 11:28│Comments(0)│J_日本 | R_研究開発

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