つまり、インドは『規制の先駆者』であるといえる。これは世界の技術秩序にとって何を意味するのだろうか?
2023年8月のインド商工省による新たな規制の決定は、誰もが不意を突かれただろう。この政策変更についての説明はすぐにはなかったが、国内製造を推進する「Make in India」の取り組みの一環とみられる。
「Realme 10 Pro Coca Cola Edition」と名づけられたこのモデルは、端末の背面やパッケージ、基本ソフトのスキンにコカ・コーラのテーマがデザインされている。デバイス自体のスペックは、チップがクアルコムのSnapdragon 695、画面がリフレッシュレート120Hzの没入型6.7インチスクリーン(ただし有機ELではなくLCD)、メインカメラが1億800万画素という具合に特に目立つものではない。
アップルは9月に有機EL(OLED)モデルの「iPhone XI(5.8インチ)」「iPhone XI Max(6.5インチ)」と、液晶ディスプレイ(LCD)搭載のiPhone XR(テン・アール)のアップグレードモデル(6.1インチ)を発売すると予測されている。鴻海はこのうち、LCDモデルの一部をインド工場で生産するとみられる。