
かつて日本の「お家芸」だったテレビ産業は、現在、中国企業が覇権を握る構図へと完全に移行した。その象徴が、中国のハイセンス社が今秋に投入する国内最大級の116V型(V型はインチと同義)液晶テレビだ。この超大型モデルは、市場の主導権が移った事実を鮮烈に示している。
日本のテレビ市場において「大画面=ホームエンターテインメント」の図式が確立したのは1987年以降で、松下「画王」、東芝「バズーカ」、ソニー「キララバッソ」などが32インチのブラウン管テレビで市場を牽引した。
続きを読む »
液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

September 25, 2025 02:18


ハイセンスジャパンは、4月13日に開幕した日本国際博覧会(大阪・関西万博)に、大画面テレビを無償貸与する運営参加サプライヤーとして協賛。
【ラスベガス=CES取材班】どこまで大画面化は進むのか――。日本国内でも100インチを超える大画面テレビが市場投入される中、テクノロジー見本市「CES 2025」では、中国大手から163インチという超大型テレビが披露された。需要を探る段階ではあるが、136インチは米国で市場投入を決めるなど大画面競争は続いている。
ハイセンスジャパンは、壁寄せテレビスタンドも利用できる100型4K液晶テレビ「100U7N」を、7月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は898,000円前後。
米Hisenseは、ラスベガスで開催中のテクノロジー見本市CES2024において、110型と98型のミニLED液晶テレビを発表した。
110型と98型は、ミニLEDバックライトを採用したフラッグシップ「ULED X」シリーズの新サイズモデル。
ハイセンスは、Mini LEDと量子ドットを採用した4K液晶テレビ「U8Kシリーズ」を、5月18日より発売する。価格はオープンだが、75V型「75U8K」が税込268,000円前後、65V型「65U8K」が税込198,000円前後、55V型「55U8K」が168,000円前後での実売が予想される。
中国のディスプレー産業は「大」から「強」へと進化し、大手企業の世界競争力も大幅に向上している。中でも海信集団(ハイセンス、Hisense)は昨年、テレビの世界出荷台数を16・1%増やして世界第2位となり、世界五大ブランドの中で唯一のプラス成長を実現させた。
中国の市場調査会社、奥維睿沃(AVC Revo)がこのほど発表した2022年の「世界テレビブランド出荷月次データ報告」によると、中国家電大手の海信集団(ハイセンス)系列の2022年12月の出荷台数は232万6千台で、韓国サムスン電子の210万台を抜き、中国テレビブランドで初めて世界首位に立った。
ハイセンスは、アメリカ・ラスベガスで開催されるイベント「CES2023」のプレスカンファレンスにて、北米における2023年のテレビラインナップを発表した。
中国テレビ業界は第3四半期(7~9月)に入り、海外市場が販売の最盛期を迎え、多くの企業は受注がいっぱいで、中・高価格帯テレビは特に増加の勢いが顕著である。中国のテレビ業界をリードする海信(ハイセンス)ブランドは、海外市場で人気を博している。September 20, 2022 07:59
ハイセンスは9月15日、ULED Xディスプレイ技術プラットフォームに基づいた主力のミニLED製品であるE8Hを発売した。テレビ業界の秋の新製品シーズンの最初の主要な新製品として、E8H は、業界で同じ価格の最初の XDR レベルの MiniLED テレビであり、500 以上のバックライト パーティション、1600 ニットのピーク輝度、4K 144 Hz をサポートします。超高リフレッシュ レートと真の 96% DCI-P3 フィルム レベルの広い色域をカバーし、2022 年の最高品質のテレビと言えます。
ハイセンスジャパンは、ハイビジョン液晶テレビ「24A40H」、「24A30H」を5月下旬から発売する。
24A40Hは、4Kで培った高画質処理技術を「NEOエンジン2Ksmart」として搭載。さらにAIネット映像高画質処理により、ネット配信の映像やVODコンテンツを分析し、色濃度/輝度/ダイナミックガンマ補正など最適な映像処理を行う。
2018年に東芝映像ソリューションを傘下に収めて以降、日本国内でも有力薄型テレビメーカーとして定着したハイセンス。ヒットの原動力は東芝映像ソリューションズと共同開発した高画質映像エンジン「NEOエンジン」搭載の4K液晶テレビだが、そんなハイセンスから人気機種「E8000」以来となる有機ELテレビ「X8F」が遂に発表された。
数々の製品で技術力を高めてきたハイセンスの有機ELテレビ2020年モデル、X8Fとはどのような性能なのだろうか? 早速、発売に先駆けて視聴できた、X8Fの実機レビューをお届けしよう。
Hisense's new Dual Cell technology offers the best contrast levels of any LED/LCD television we've seen to date, achieving blacks approaching that of an OLED without sacrificing brightness. That said, the 65SX suffers somewhat from image processing issues and half-baked Alexa integration.
August 26, 2020 10:43
他社がテレビの大型化を液晶や有機ELの直視型で追求するのに対し、ハイセンスはレーザー光源の超短焦点プロジェクターを「レーザーテレビ」とブランディングして展開する。

ハイセンスというブランド名をまだ聞き慣れない人もいるかもしれないが、既に50年の歴史を持つ老舗企業グループ。日本の10倍以上の規模がある中国のテレビ市場においてシェア1位、グローバルのTVシェアでも4位という世界の巨大ブランドだ。
日本におけるハイエンドの薄型テレビ展開を本格化したのは昨年のこと。REGZAの名前で薄型テレビを展開する東芝映像ソリューションの映像技術を得て、そのノウハウをハイセンスブランドのテレビづくりにも活用し始めた。
今回レビューする「E6800」シリーズは、そんな大ヒットモデルの後継モデルにあたる。製品ラインナップは50型と43型の2モデル。日本のリビングにも置きやすい手頃なサイズを狙ったラインナップ展開であることがうかがえる。50型が10万円前後、43型が9万円前後という手頃な価格も魅力のひとつだ。
米有機EL大手UDC子会社のUVJC、シンガポールに本社と研究拠点を開設 印刷・成膜技術の用途拡大へ
【ピックアップニュース】お先真っ暗、洋上風力発電
【写真】サムスン電子会長、現代自動車グループ会長とチキンにビールを楽しむエヌビディアのジェンスン・フアンCEO
アップル、2026年に15以上の新製品を投入か。創立50周年で史上最大級のラインナップ
カシオGショックの新型腕時計に新型液晶を搭載
BOE:第8.6世代OLEDプロジェクト、12月に初稼働予定
LG、Thunderbolt 5搭載の31.5型6K液晶ディスプレイ「32U990A-S」
データ削除の日亜元社員に約1040万円支払い命令
【ピックアップニュース】どうなる!? 日・米・中・台・韓 半導体世界大戦