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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

Q_量子ドット

23 Jan

近大、ペロブスカイト量子ドットを用いて円偏光のマルチカラー制御に成功

QDot webp近畿大学(近大)は1月19日、半導体材料のペロブスカイト量子ドットに対して、外部から磁力を加えることで「円偏光」を発生させ、その組成によってマルチカラーに色調を変えることに成功したことを発表した。

同成果は、近大 理工学部 応用化学科の今井喜胤教授、近大 理工学部 エネルギー物質学科の田中仙君准教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、欧州15か国16の化学団体が参加するChemistry Europeが刊行する無機化学に関する全般を扱う学術誌「European Journal of Inorganic Chemistry」に掲載された。





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5 Oct

ノーベル化学賞に米3氏、半導体微粒子「量子ドット」の発見と活用…テレビ高精細化・がん手術にも

Screenshot 2023-10-05 09.42.26スウェーデン王立科学アカデミーは4日、2023年のノーベル化学賞を、極めて小さいナノ(ナノは10億分の1)レベルの半導体の微粒子「量子ドット」の基礎を築いた米国の研究者3人に授与すると発表した。テレビの液晶ディスプレーの高精細化を可能にするほか、がんの外科手術で治療する部位の目印としても活用されている。

受賞するのは、フランス出身で米マサチューセッツ工科大のモウンジ・バウェンディ教授、米コロンビア大のルイス・ブルース教授、旧ソ連出身で米ナノクリスタルズ・テクノロジー社のアレクセイ・エキモフ博士の3人。授賞理由は「量子ドットの発見と合成」。





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6 Sep

『量子ドット』の最新動向、潜在的用途について解説する無料ウェビナーを、IDTechExが開催します。

IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『量子ドットの輝かしい可能性を解き明かす』と題したウェビナーを、2023年9月14日(木)に開催します。

量子ドット(QD)は、サイズ調整可能な特性を持つ、2~10ナノメートル(原子10~50個)の半導体ナノ結晶です。ナノスケールの粒子であるため、量子閉じ込め効果を示し、優れた光学的・電気的特性をもたらし、多くの分野への応用のための優れた候補として機能する道を開きます。

本ウェビナーでは、IDTechExのリサーチディレクター Dr Xiaoxi Heが、ディスプレイやイメージセンサー用途を中心に、様々な分野における量子ドットの潜在的な可能性について解説します。





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11 May

ハイセンス、ミニLED×量子ドット採用液晶テレビ「U8K」。上位機の性能を引き継ぎ低価格化

Hisense TV 量子ドットハイセンスは、Mini LEDと量子ドットを採用した4K液晶テレビ「U8Kシリーズ」を、5月18日より発売する。価格はオープンだが、75V型「75U8K」が税込268,000円前後、65V型「65U8K」が税込198,000円前後、55V型「55U8K」が168,000円前後での実売が予想される。

同社がこれまでMini LEDと量子ドットを採用した液晶テレビのフラグシップとして展開してきた「U9H」の弟分という位置づけで、リーズナブルな価格設定を含めて、「Mini LEDと量子ドットの高画質を身近にするモデル」として展開される。なお、同社液晶テレビの新たなフラグシップとして、同じく5月18日より「UXシリーズ」が発売される。

基本性能は上位機であるU9Hから踏襲しており、Mini LEDと精密なエリア分割制御を行うローカルディミングを採用。広色域の量子ドットを搭載し、DCI-P3は約97%をカバー、輝度を高く保ったまま高純度な色彩の映像描写を実現する。





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12 Jan

量子ドットデバイスを集積化合成する技術を開発--東北大学

tm_230111tohoku01東北大学大学院工学研究科電子工学専攻の加藤俊顕准教授らによるグループは2023年1月、同大学材料科学高等研究所、電気通信研究所、量子科学拠点(TQA)の大塚朋廣准教授らによるグループと共同で、グラフェン量子ドットデバイスの集積化合成技術を開発したと発表した。同一基板内に複数のデバイスを形成し、その半数以上でクーロンダイヤモンドを観測するなど、大規模集積化の可能性を実証した。

 研究グループはこれまで、2次元シート材料のグラフェンをナノメートル幅のリボン構造(疑似1次元化)にした「グラフェンナノリボン」を集積化合成する技術を独自に開発。この技術を用いて100万本のグラフェンナノリボンを98%の効率で集積化合成することに成功してきた。





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22 Dec

有機ELを超えるSDGsな量子ドット式ディスプレイが実用化へ前進

JDI202212より高画質化を求め、液晶や有機ELに代わる次世代ディスプレイ技術「量子ドット」が、実用化に向けて一歩前進しました。

シャープとシャープディスプレイテクノロジー、東京大学は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」において、発光スペクトル幅が狭くカドミウム(Cd)を含まない量子ドットと呼ばれる直径10ナノメートル(ナノメートルは10億分の1メートル)以下の半導体粒子に対し、電流を注入することで発光とRGB(赤緑青)画素のパターニングに成功したと発表しました。

 次世代ディスプレイ技術として注目されている量子ドットは、発光効率が高く、粒子のサイズを調整することで発光する波長を調整制御できるため、色再現性に優れていることが特徴です。有機ELと同様に自発光型であり、発光したときのスペクトル(光の波長)の幅が狭いため、色の純度も高く、高色域のディスプレイを実現しやすくなっています。





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16 Nov

東京大、純青色発光量子ドットの精密合成に成功

tm_221114tokyo01東京大学大学院理学系研究科化学専攻の中村栄一特別教授らによる研究グループは2022年11月、純青色発光量子ドットを高精度かつ無欠陥で合成し、ディスプレイ発色の国際規格「BT.2020」が定める「純粋な青色(467nm)」に極めて近い発光波長(463nm)を実現したと発表した。

 次世代ディスプレイ技術として、量子ドット(QD)を用いた発光ダイオード(QD-LED)が注目されている。QDは数nmから数十nmの結晶構造をしており、材料や結晶サイズを変えることで容易に発光波長の制御ができるという。

QD材料としてこれまでは、カドミウム(Cd)系が用いられてきた。近年は色純度の高い「ペロブスカイトQD」が注目されている。ただ、ペロブスカイトQD材料でも、赤色と緑色の性能改善は進むが、青色は合成が難しく、安定性も悪いという課題があった。





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10 Nov

サムスンディスプレイ、QD OLEDの本格的な成長ぶり…大型市場攻略急ぐ

Screenshot 2022-11-09 07.40.59スマートフォンに主に搭載される中小型有機発光ダイオード(OLED)市場で支配的地位を確保したサムスンディスプレイが来年から大型ディスプレイで量子ドット(QD)OLEDを前面に出して本格的な市場攻略に乗り出す。韓国メディア「エネルギー経済」が報じた。

6日、業界によると、サムスン電子とサムスンディスプレイは年末を迎え、プレミアム市場でOLED事業機会の拡大を模索している。今年第4四半期の繁忙期対応と顧客拡大を通じてQD OLED拡大に注力する計画だ。

サムスン電子は依然として液晶表示装置(LCD)基盤のQLEDテレビを前面に出しているが、パネル供給を担当するサムスンディスプレイは昨年末、QD OLED量産に突入し、製品ポートフォリオを広げた。





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26 Oct

シャープ、第2世代ミニLEDアクオス「EP1」。新量子ドットで色域拡大

578A6635_sシャープは、量子ドット技術とミニLEDバックライトを搭載した、第2世代AQUOS XLED「EP1」シリーズを11月19日より順次発売する。75型から55型まで、“5型”刻みで全5サイズを展開。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36.3万円前後(55型)から。

昨年12月に発売した“AQUOS XLED”の4Kモデル「DP1」の後継。前シリーズとの違いは、新素材量子ドットシートによる赤領域の色再現拡大やAI映像解析・自動調整の強化、新スピーカーユニットによる音質向上・Atmos対応など。OSもAndroid TVから、最新のGoogle TVに変更された。
また従来は55型、65型の2サイズ展開だったが、EP1では60型、70型、75型を追加し、バリエーションを増やしている。





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2 Sep

にわかに盛り上がる「量子ドット」はテレビをどう変えるか

量子ドットTVS REGZAは「今年のテレビのトレンドは高色域」だと話す。筆者も同感だ。各メーカーのテレビを見ても、昨年の製品と比べ、発色が豊かなものが増えている。

 その変化は主にハイエンドな製品から現れているわけだが、すべてが「一番上の価格」のモデルで起きているわけでもない。そのことに影響しているのが「量子ドット」技術だ。

数年前から一部メーカーが使っていたが、正直あまり話題にはなってこなかったように思う。 それがなぜ今年脚光を浴びることになったのか? TVS REGZAの説明を引用する形で解説してみよう。





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2 Sep

アイリス、量子ドットテレビを発売 業界最大サイズのタブレットも

アイリスオーヤマが、テレビやタブレットなどの黒物家電事業の拡大を本格化している。8月31日には、量子ドット技術「QLED」を採用した55V型4Kテレビを9月1日に発売すると発表。立体的な音響を実現する「Dolby Atmos]にも対応し、これまで発売してきた4Kテレビの中でも高級機と位置付ける。価格は税込み14万800円。  

発売するのは、液晶テレビ「LUCA」シリーズの新製品。臨場感ある映像表現を可能とするHDR技術「Dloby Vision」も採用した。Dolby Atmosと合わせてアイリスのテレビとして初めて対応した。QLEDは、2021年6月にテストマーケティングとして発売した4Kテレビに初めて採用し、今回から本格展開する形になる。





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26 Aug

4K/有機ELに続く高画質技術「量子ドット」の魅力とは?REGZAが徹底解説

量子ドットd昨今耳にすることも増えてきたであろう、4K液晶テレビに搭載される技術「広色域量子ドット」。だが、Mini LEDなどに比べるといまいちピンとこない、よく分からないという方も多いのではないだろうか。

このたび、この量子ドット技術を用いたテレビを展開するTVS REGZAが、同技術についてメディア向け説明会を開催。本記事ではその内容をレポートしていこう。

量子ドットは、近年4K液晶テレビに採用される事例が増えてきた高画質技術のひとつ。





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17 Sep

MSI、量子ドット技術を採用した144Hz駆動対応の32型4K液晶ディスプレイ

20210916122506_789_エムエスアイコンピュータージャパンは9月16日、4K表示に対応した32型ゲーミング液晶ディスプレイ「Optix MPG321UR-QD」を発表、9月30日に販売を開始する。予想実売価格は15万9800円前後(税込み)。  

3840×2160ピクセル表示に対応したIPSパネル採用の32型液晶ディスプレイで、144Hzの高リフレッシュレート表示と応答速度1ms(MPRT)を実現した。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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