P_太陽光発電
February 12, 2026
ペロブスカイト太陽電池の高効率化と高耐久化を実現する添加剤を発売
変換効率を向上させ、かつ耐湿性を改善
ペロブスカイト太陽電池は、原料となる溶液を塗布して製造できるため、現在普及している結晶シリコン太陽電池に比べて簡便かつ低コストで生産可能だ。曲げなどのひずみにも強いため、軽量でフィルム化が可能で、設置場所を大幅に拡大できる。そのため、次世代太陽電池として、普及に期待が高まっている。
ペロブスカイト太陽電池の実用化には、高い光電変換効率と優れた耐久性との両立が必要となる。特に、光を吸収して電荷(正孔と電子)を生成するペロブスカイト層は、食塩(NaCl)などと同様にイオンから成る結晶(イオン結晶)であるため、水分や湿気により劣化するという問題がある。
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February 04, 2026
AGCが「後付け太陽光ガラス」実用化へ、三菱UFJ支店で発電量など実証
三菱UFJ銀行とAGCは29日、後付けタイプ建材一体型太陽光発電ガラスの資源循環を見据えた実証実験を始めたと発表した。三菱UFJ銀の大阪ビル(写真、大阪市中央区)と鶴舞支店(名古屋市中区)にAGCの太陽光発電ガラス「後付けサンジュール」を設置、発電量やリユース性、リサイクル性などを検証する。続きを読む
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January 09, 2026
曲がる太陽電池の世界初「3製品」、CES 2026で同時公開 光翼イノベーションズ、太陽光カーテン/無電池電子名札/巻き取り式ソーラーパネルを披露

CES 2026 の開会首日、光翼イノベーションズ(BiLight Innovations)が、ペロブスカイト技術を基盤とした 3 種類の世界初・業界唯一の製品をグローバルデビューさせた。
「巻き取り式太陽光カーテン」「無リチウム電池電子名札」に加え、「ポータブルフレキシブル太陽光パネル」が登場し、住宅、商業、アウトドアの三領域のエネルギー利用方式を根本的に転換するとともに、同社がフレキシブルエネルギー技術分野でのトップクラスの開発実力を証明し、国際業界から注目を集めている。
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December 16, 2025
高市首相、輸入の太陽光パネルでなくペロブスカイト電池の普及を促進
参政党の神谷宗幣代表への答弁。首相は「海外から輸入した太陽光発電パネルを並べるのではなくて、むしろ日本で発明されたペロブスカイト太陽電池を普及していく」と述べた。その上で、「これは海外にも展開できるから、日本がもうかる」とも語った。
日本製が強みを持つとされるペロブスカイト太陽電池の普及は首相就任前からの持論。10月の所信表明演説でも重要性に言及していた。神谷氏からエネルギー政策に関し問われ、首相が改めて考え方を示した形だ。
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November 20, 2025
「曲がる太陽電池」ペロブスカイトの開発が加速
日本発のグリーンテック開発スタートアップ企業のPXPは、「ペロブスカイトCIS軽量タンデム太陽電池モジュールの開発」が、2025年度NEDOの「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」の一事業として採択されたと発表した。採択された同社の「ペロブスカイトCIS軽量タンデム太陽電池モジュール」は、ペロブスカイトとカルコパイライト(CIS)の2種類の太陽電池を重ねた、超軽量かつ高い変換効率が期待できる「曲がる太陽電池」。
同社によれば、本事業で取り組むペロブスカイトCIS軽量タンデム太陽電池は、吸収波長の制御が可能なため、先行して実用化が進んでいるペロブスカイトSi(シリコン)タンデム太陽電池と比較して、理論変換効率が高いとしている。
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October 24, 2025
フィルム型太陽電池の性能、万博会場前で実証…積水ソーラーフィルム・上脇太社長
大阪・関西万博の会場前のバスターミナルの屋根に、薄くて軽く曲げられるフィルム型の「ペロブスカイト太陽電池」を取り付けた。会期中、発電した電気を照明に使ったが、無事に実証を終えることができた。この技術が研究室レベルの話ではなく、社会実装が近いことを多くの人に知ってもらえたのではないか。 企業や自治体からは「取り付けるとしたら、いつ頃できるか」という問い合わせが多く、関心の高さを実感した。問い合わせは海外からもあり、オランダからは「いずれぜひ」という声ももらった。「さすが万博だ」と感じた。
関心の源となったのは、現在、主流のシリコン太陽電池だと設置するのが難しい場所にも、取り付けられる可能性があることだろう。シリコンはパネル式で重い。例えば、学校の体育館の屋根は耐荷重性が低く、なかなか設置できない。だが、我々のペロブスカイトなら取り付けられる。壁面も可能性がある。
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October 21, 2025
住友商事はイオンモール駐車場に太陽光パネルをつけた車庫「ソーラーカーポート」を約1000台分設置

住友商事はイオンモール大和郡山(奈良県大和郡山市)で大規模な太陽光発電設備を稼働したと発表した。屋根に太陽光パネルをつけた車庫「ソーラーカーポート」を約1000台分整備した。出力は3000キロワットで商業施設では国内最大規模となるという。
国内で太陽光の開発適地が減るなか、商業施設の屋根や駐車場の屋根を活用し企業の脱炭素を後押しする。
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October 20, 2025
出光興産、JAXAの輸送機に太陽電池 放射線耐性を検証
出光興産は17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が21日に打ち上げる予定の輸送機に太陽電池を取り付けると発表した。宇宙空間での発電性能や放射線耐性を約2カ月間、確かめる。宇宙開発の市場が広がっていることから、衛星の電源として使える太陽電池の開発につなげ、数年以内の事業化を目指す。宇宙ステーションに物資を運ぶJAXAの「HTV-X1」に2センチメートル四方の太陽電池を2枚、取り付ける。銅やガリウムなどの化合物でつくった「CIGS太陽電池」と呼ぶもので、宇宙空間の放射線や温度の変化に強い特長を持つ。
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October 16, 2025
世界で最も安価な電力源は太陽光エネルギー、石炭・ガス・風力よりも割安に

イギリス・サリー大学の先端技術研究所(ATI)の研究により、太陽光エネルギーが世界で最も安価な電力源になっていることがわかりました。リチウムイオン電池を用いた蓄電システムとの組み合わせは、ガス火力発電所に匹敵するコスト効率だとのことです。
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October 10, 2025
コスト200分の1に…ペロブスカイト太陽電池の電子輸送層を安価に成膜、住友重機械工業が新技術

住友重機械工業は次世代型ペロブスカイト太陽電池に必要な電子輸送層の新成膜技術を開発した。独自成膜方法の反応性プラズマ蒸着法(RPD法)を用いることで、電子輸送層に適した酸化スズ(SnO2)のみの膜を形成することに成功した。各メーカーで検討が進む電子輸送層の成膜方法と比べてコストを200分の1に抑えられる。成膜技術の量産装置化とペロブスカイト太陽電池の製造工程への適用を目指す。
RPD法は物理気相成長法(PVD)の一種で、低温・低ダメージや大面積・高速成膜などの特徴を持つ。また危険性がなく低環境負荷のガスを利用するため、ペロブスカイト層上への成膜や量産性、環境親和性に向く。
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September 26, 2025
クリーンテック、中国に軍配-現地視察で不都合な現実理解と欧米勢
西側のベンチャーキャピタル(VC)8社の投資家が7月に実施した中国視察の詳細をブルームバーグに明かした。視察団は工場を訪れ、スタートアップ投資家と意見交換し、起業家とも面会したという。
ゴールドマン・サックス・グループとバークレイズで投資銀行業務に携わり、現在はコンパスVCのパートナーを務めるタリア・ラファエリ氏によれば、バッテリーをはじめ「エネルギー関連のあらゆる分野」で中国が先行していると認識していたが、現地で格差の大きさを目の当たりにし、欧州や北米の競合が生き残れるのか疑問を抱いたという。
「誰もがこの種の視察を経験する必要がある」と話す。
ニューヨークで毎年開かれる「気候週間」のために金融関係者が集まる中で、世界最大の二酸化炭素(CO2)排出国である中国が、今や地球を低炭素社会へ導く最強の国となっている現実に向き合う必要がある。
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September 04, 2025
イスラエル企業製のフレキシブル太陽電池、結晶シリコン型で低価格目指す
太陽光パネルの販売などを手掛けるクールインテリジェンス(東京都港区)は8月28日、イスラエルApollo Power(アポロパワー)製の軽量でフレキシブル(柔軟)な太陽光パネルの国内販売を開始すると発表した。 Apollo Powerのフレキシブル太陽光パネルは、結晶シリコン型太陽電池の一種で、独自の技術により耐久性を強化したという。これまで米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com=以下アマゾン)や、ドイツの自動会社・アウディ(Audi)、フォルクスワーゲン(Volkswagen)に採用された実績があるという。世界初のフレキシブルパネル専用の量産工場を稼働させるなど、安定供給の体制を確立しているという。
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September 03, 2025
「太陽光パネル」大量廃棄時代に一手…廃材で会議ブース、再利用でCO2半減
イトーキと日立製作所、トクヤマは1日、不要になった太陽光パネルの板ガラスをウェブ会議ブースの部材にアップサイクルする実証を行い、再利用できることを確認したと発表した。ガラスを粉砕せず、オフィス家具に再利用する初の試みという。ガラスを新たに製造する工程と比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を最大50%削減する効果を見込む。実用化に向け、建材など幅広い分野のパートナーとの連携を図る。続きを読む
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August 28, 2025
コスト200分の1に…ペロブスカイト太陽電池の電子輸送層を安価に成膜、住友重機械工業が新技術

住友重機械工業は次世代型ペロブスカイト太陽電池に必要な電子輸送層の新成膜技術を開発した。独自成膜方法の反応性プラズマ蒸着法(RPD法)を用いることで、電子輸送層に適した酸化スズ(SnO2)のみの膜を形成することに成功した。
各メーカーで検討が進む電子輸送層の成膜方法と比べてコストを200分の1に抑えられる。成膜技術の量産装置化とペロブスカイト太陽電池の製造工程への適用を目指す。
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August 20, 2025
太陽光パネルのリサイクル、「ガラスtoガラス」を支える浜田 --リユースは丸紅とプラットフォーム化
ガラス大手のセントラル硝子は6月、使用済みの太陽光パネルのカバーガラスを板ガラス製造の原料に使う「ガラスtoガラス」、いわゆる水平リサイクルを開始した。 同社グループのセントラル硝子プロダクツ(三重県松阪市)が、使用済みパネルのカバーガラス20tを原料の一部に使って網入り磨き板ガラスを試験的に生産した。
この網入り磨き板ガラスは、ロールアウト法と呼ばれるプロセスで、2本のロールの間に窯から出てきた溶解したガラスを通して製造され、品質などに問題ないことを確認できたことから、6月から継続的に原料の一部に使い始めている。続きを読む
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August 19, 2025
コーニングなど、「完全米国産」の太陽光パネル 米政権の国産方針に対応
米ガラス大手コーニングと再生可能エネルギー関連のT1エナジーは15日、素材の段階から米国産を使う太陽光パネルを米国でつくることで合意したと明らかにした。太陽光パネルは中国勢が市場を席巻するが、トランプ政権は中国製を排除して国産化を進める方針を採っており、これに応じる格好だ。コーニングが米中西部ミシガン州の拠点で高純度のポリシリコンとウエハーをつくり、T1がこれらの部材を使って、南部テキサス州の工場で太陽光パネルを製造する。2026年後半以降、生産を始める予定だ。ポリシリコンやウエハー、セルなどすべて米国で製造するとしている。
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July 30, 2025
ペロブスカイト太陽電池、2040年に約4兆円規模へ
富士経済は2025年7月、ペロブスカイト太陽電池の世界市場が、2025年見込みの1476億円に対し、2040年予測は3兆9480億円に達すると発表した。このうち日本市場は、2025年度見込みの8000万円に対し、2040年度は342億円規模になると予測した。 今回の調査では、ペロブスカイトの「単接合型」および、ペロブスカイトと結晶シリコンの「タンデム型(多接合型)」を対象とした。調査は2025年4~5月に行った。
単接合型は既に、電子棚札やIoTデバイスの組み込み電源といった用途で商用化されており、2024年の世界市場は500億円規模となった。中国メーカーはBAPV(建物据え付け型太陽電池)としてサンプル出荷を行っている。将来はギガワット級の量産も始まる見通しから、2040年にはBAPV用途が5割以上になると予測した。
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May 22, 2025
太陽光パネルの国内シェア95%が海外製、8割が中国 不審な通信機器報道
国内で2024年に出荷された太陽光パネルの約95%が海外製であることが21日、産経新聞の集計で分かった。うち8割超を中国製が占めるとみられ、国内流通分のほとんどを依存している状況が浮き彫りになった。中国製の太陽光発電システムを巡っては、一部で送電網に障害を引き起こす恐れがある不審な通信機器が搭載されていたと報じられており、安全保障上の観点からも重大な懸念をはらんでいる。業界団体の太陽光発電協会による出荷データを産経新聞が集計したところ、24年の太陽光パネルの国内シェアは海外製品が94・9%に上った。10年前と比べて約35ポイントも伸びた。協会の担当者は「足元で海外製品のうち8割は中国製だろう」と指摘する。
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May 21, 2025
ペロブスカイト太陽電池で世界初の上場、中国「協鑫光電」が名乗り 大量生産へ
世界のクリーンエネルギー市場が引き続き活況を呈しているなか、次世代の太陽電池技術として期待されるペロブスカイト太陽電池への関心も高まりつつある。最近、この分野を代表する中国の新興エネルギー企業「協鑫光電(GCL Perovskite)」が、2025年内にも香港での新規株式公開(IPO)を目指していると報じられた。実現すれば、ペロブスカイト太陽電池分野で世界初の上場企業となる見通しだ。同社は2019年に、中国の総合エネルギー大手・協鑫集団(GCLグループ)の傘下で設立された。従来の結晶シリコン系太陽光発電企業とは異なり、ペロブスカイト太陽電池技術を中核とし、高効率、低コスト、高耐久性の次世代太陽光発電ソリューションの開発に取り組んでいる。
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May 14, 2025
太陽光パネルのリサイクル法案、今国会の提出見送りへ 政府
環境省と経済産業省は13日、太陽光パネルのリサイクル義務付けに関する法案の今国会への提出を見送る方針を明らかにした。内閣法制局から他の関連法令との調整などを求められた。事業者のリサイクル費用の負担手法などを再検討する。両省の大臣が閣議後の記者会見で言及した。同法案では、太陽光パネルの製造者がリサイクル費用を負担する仕組みの導入を検討してきた。新設するパネルには対応しやすい半面、既設パネルの製造者に費用負担を求めるのが難しいという。
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May 12, 2025
「再エネ発電」が苦境 発電所の倒産、過去最多 2024年度
再生可能エネルギーを中心とした発電事業者の倒産や廃業が相次いでいる。2024年度(2024年4月~2025年3月)に発生した、太陽光発電や木質バイオマス発電など再エネを中心とした発電事業者の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は8件となり、前年度から倍増した。休廃業・解散(廃業)の44件を合わせると、過去最多となる52件が市場から消滅した。 2020年度以降の5年間で倒産した発電事業者19件の事業内容を見ると、「太陽光発電」が7件と最も多かった。また、2024年度に多く発生した「木質バイオマス発電」が4件と2番目に多かったほか、天然ガス発電など「火力発電」(3件)、「風力発電」(2件)が続いた。
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March 31, 2025
レアメタル貧国・日本の大復活劇の始まりか?レアメタルを使わない「ペロブスカイト太陽電池」が世界を変える
いよいよ始まる大阪・関西万博のバスターミナルでは250m超の曲面構造に設置された、ペロブスカイト太陽電池(PSC)が入場者を迎えてくれる。 僕の商社マン時代にはペロブスカイト構造のチタン酸バリウムを取引していたので懐かしい名称だ。 ペロブスカイト構造とは結晶構造の一種であり、自然界に存在する鉱物であるペロブスカイト(灰チタン石)と同じ結晶構造を持つことが名前の由来となっている。英語でペロブスカイト電池を(Perovskite Solar Cell、英略:PSC)と呼ぶので本稿ではPSCと略称を使いたい。
さて、地球温暖化や環境問題が深刻化する中、再生可能エネルギーの重要性が高まっている。特に太陽光発電は、そのクリーンさと持続可能性から注目を集めており、PSCはその中でも高効率かつ低コストで製造可能な次世代の太陽電池として、世界的に注目されている。このエッセイでは、PSCの特性、日本におけるヨウ素資源の供給力、国内企業や研究機関の取り組み、海外との提携、そして未来の展望について詳述する。
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February 07, 2025
パナソニックがCESで「発電するガラス」、外見えない欠点回避、効率と耐久性シリコン並みに
世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」(2025年1月7~10日、米国ラスベガス)に出展したパナソニックホールディングス(以下、パナソニックHD)のブースでは、「発電するガラス」を前に多くの来場者が足を止めていた。同社が次世代太陽電池の本命と位置付ける「ペロブスカイト型太陽電池」の展示だ。一見すると、ブラインドがついた普通の窓のようだが、よく見るとガラスに茶色いインクが貼り付いている。これが発電する素子になっている。
発電した電気は、透明の導電性酸化膜を通って窓枠の中に配置した電極から取り出す仕組みだ。
発電した電気は、透明の導電性酸化膜を通って窓枠の中に配置した電極から取り出す仕組みだ。
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February 04, 2025
関空に太陽光パネル4万枚 国内空港最大級、2月から発電
関西3空港を運営する関西エアポートは31日、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港に設置した太陽光パネルを2月1日に稼働させると発表した。年間発電量は合計28.4ギガワット時で、神戸空港を合わせた同社の電力消費量の2割をまかなう。航空業界は大量の二酸化炭素(CO2)を排出すると指摘されており、脱炭素化を加速する。年間発電量は関空が27.8ギガワット時、伊丹が0.6ギガワット時。関空は第2滑走路の横の未利用地と国際貨物地区の事務所棟の屋根に太陽光パネル約4万枚を設置しており、一般家庭約9000世帯に相当する電力を供給する。自家消費型の太陽光発電としては国内空港で最大規模。
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January 20, 2025
ペロブスカイト/シリコンの4端子タンデム型太陽電池で世界最高クラスの変換効率30%を達成
株式会社エネコートテクノロジーズ(https://enecoat.com/)(本社:京都府久世郡久御山町)は、このたびトヨタ自動車株式会社との共同開発プロジェクトにおいて、ペロブスカイト太陽電池と結晶シリコン太陽電池を積層した4端子タンデムセルで30%を超える変換効率を達成いたしました。
この成果は、ペロブスカイト太陽電池分野における両社の極めて優れた研究開発能力を証明し、共同開発プロジェクトの目的である高効率太陽電池の実用化を加速するものです。
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太陽光を用いて、水から直接水素燃料の製造に成功 信州大
信州大学の研究チームが、太陽光を用いて水から直接的に水素を得る水分解プロセスとして、新しい光触媒によりシンプルな構造で大規模化が容易な低コストの手法を開発した。ペロブスカイト系光触媒Y2Ti2O5S2表面における水の分解において、水素と酸素を2段階で発生させたものであり、面積100m2のシート形状の実証装置を数カ月間作動させることによって、太陽光から水素への変換効率STH(Solar-To-Hydrogen energy conversion efficiency)が向上することを確認した。研究チームの研究成果が2024年11月27日に『Advanced Science』誌に公開されるとともに、太陽光で水から直接的に製造するソーラー水素の技術開発に関する研究チームによる総説が、2024年12月3日の『Frontiers in Science』誌に掲載されている。
現在、水素燃料の多くは天然ガス原料から誘導されており、化石燃料を活用しない純粋なグリーン燃料とは言い難いのが実情だ。
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January 17, 2025
太陽光パネル大量廃棄2030年問題に挑む 強力接着剤を分離、再利用可能にする装置開発
太陽光や風力などの再生可能エネルギーの利用が進む中、寿命を迎える太陽光発電用ソーラーパネルの大量廃棄問題が懸念されている。パネルは製造の際に強力な接着剤を使っているため、分別解体が難しいが、環境負荷の少ない熱分解方式を用い、部材の再利用を可能にする処理装置の開発に、岡山県新見市の「新見ソーラーカンパニー」が成功。2024年12月に普及モデルを発表した。同社の佐久本秀行社長は「国内のソーラーパネルを再生して半永続的に循環させるサイクルを構築したい」と意気込んでいる。政府は令和32(2050)年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すと宣言。同年度の太陽光発電の導入量は22年度末の約6倍の400ギガワットと予測されている。
12年の再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度(FIT)」の導入を受け、国内での太陽光発電は急拡大。22年度末の導入量は累計87ギガワットで、中国や米国に次ぐ世界3番目の規模となり、国内の全発電電力量の1割近くを占めるまでになった。
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January 15, 2025
USAでの太陽電池「セル製造」復活、パネル年産能力が40GWに! パネル需要を自国生産で賄える体制に
米国太陽エネルギー産業協会(SEIA)とコンサルティング会社の英ウッドマッケンジーが共同で出版した、米太陽電池市場に関する最新レポート「米国太陽光発電市場インサイト2024年第4四半期」によると、2024年第3四半期(7~9月)に米国内で結晶シリコン系太陽電池の基幹部品であるセル(発電素子)の生産が復活した。米国が結晶シリコン太陽電池セルを自国で製造したのは、2019年以来になる。 さらに、複数のセルを直列・並列につないでパネルに組み立てた太陽電池モジュール(太陽光パネル)についても、その生産規模が急拡大している。2024年第3四半期に米国内で生産された太陽光パネルは、これまでで最大を記録した。
2024年第3四半期に9.3GWもの新規太陽光パネルの生産能力が加わり、米国の太陽光パネルの総生産能力は約40GWにまで拡大した。
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December 30, 2024
積水化学、ペロブスカイト太陽電池 27年量産
積水化学工業は26日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の量産化に乗り出すと発表した。シャープ本社工場(大阪府堺市)の建物や各種設備などを買収して製造設備を導入し、2027年に100メガワットの製造ラインを稼働させる予定。30年までにGW(ギガワット)級の供給体制を構築する計画で、総投資額は3145億円を見込む。今回の案件は経済産業省のGXサプライチェーン構築支援事業に採択され、半分を政府の補助金でまかなう。 加藤敬太社長は同日会見し「フィルム型ペロブスカイト太陽電池の開発では、耐久性で1歩、2歩リードしている。事業化で日本のエネルギー政策に強くコミットする」と語った。
さらに「今回、(経産省の)GXサプライチェーン構築支援事業の採択が決まり、量産化の意志決定に大きく前進できたが、それだけでなく需要先も優先的に公共エリアなどを選択するなど官民でさまざまな相談が進んでいる。その目算も含めて、向こう5年で1ギガワットまで事業を垂直に立ち上げていく」と力を込めた。
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December 05, 2024
ペロブスカイト太陽電池向け引き合いも…多孔質カーボン素材のロール活用、高精細フィルムを非接触搬送
タンケンシールセーコウ(東京都大田区、和田正人社長)は、多孔質(ポーラス)カーボン素材を活用した搬送用ロールで、高精細フィルムの非接触搬送を実現した。一般的な金属やゴム製のロールと比較して摩擦による傷やシワが付きにくい。光学系フィルムの製造ラインに採用実績があるほか、成長産業のペロブスカイト太陽電池向けでも引き合いがあるという。日本国内のほか中国や韓国を中心に採用を広げる。多孔質カーボン素材の搬送用ロール「エアベアリングロール」を活用。数マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の無数の気孔から空気を送りながら吸引することでフィルムとロールの間に強固な流体膜をつくり、ロールに非接触の状態でフィルムを搬送する。プラスマイナス5マイクロメートルの精度でたわみやうねりを防ぐ。「フィルムの高精細化に伴い、いかに傷を付けないかの要求が高まっている」(羽鳥暢崇PCP事業部事業部長)とし、歩留まり向上にも寄与する。
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December 02, 2024
紀の川市に国内最大規模の蓄電所建設 再エネ導入拡大に向け
この蓄電所は、関西電力とオリックスが共同で建設したもので、12月1日の運転開始を前に、関係者などが出席して開所式が行われました。
脱炭素社会の実現に向けては、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入拡大が不可欠ですが、天候や時間帯などで発電量が左右されるのが課題となっています。
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November 26, 2024
次世代太陽電池「ペロブスカイト」で2040年に600万世帯分の発電…経産省が目標設定
経済産業省は、次世代の太陽光発電の切り札に位置づける「ペロブスカイト太陽電池」の導入目標を初めて策定する。設置費用の補助などで発電事業者のコストを低減し、2040年に国内で約20ギガ・ワットの発電能力を目指す。これは約600万世帯が利用する電力を賄える計算になる。経産省は26日、「次世代型太陽電池戦略」として、導入目標を検討してきた官民協議会で示す。政府が24年度内に改定する次期エネルギー基本計画に盛り込む方針だ。
ペロブスカイトは日本発の技術で、軽量で薄く、曲げられるのが特徴。25年度から実用化される予定で、経産省は自治体や企業に設置費用を補助し、普及を後押しする。40年の目標の約20ギガ・ワットは、現在の太陽光パネルの発電能力(73・8ギガ・ワット)の約3割に上る。
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世界最大オープン型洋上太陽光発電プロジェクトが中国で稼働
中国国家エネルギー集団は、国華投資山東墾利1ギガワット(GW)洋上太陽光発電プロジェクトの最初の発電ユニットが13日、正常に送電網に接続されたことを明らかにしました。同プロジェクトは世界最大のオープン型洋上太陽光発電プロジェクトであり、世界初のGW級海上太陽光発電プロジェクトでもあります。国華投資山東墾利1GW洋上太陽光発電プロジェクトは、中国東部の山東省東営市東部の沖合8キロメートルの外洋に位置します。プロジェクトの海域面積は約1223ヘクタール、総設備容量は1GWで、ブロックごとの発電・集中系統接続方式で建設されました。
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November 22, 2024
インジウム添加なしで変換効率世界最高…「CIS太陽電池」性能向上、アルミで代替に成功
産業技術総合研究所の石塚尚吾首席研究員らは、アルミニウム添加でCIS型(銅、インジウム、セレン)太陽電池の性能向上に成功した。変換効率は12%と、インジウムを添加しないCIS型としては世界最高になる。インジウムは希少金属のため、ありふれたアルミで代替できると競争力になりえる。
銅とガリウム、セレン薄膜を光吸収層としCIS型太陽電池を作製する。太陽電池セルの裏面から表面に向けてアルミの含有量が減少するように濃度勾配を付けた。すると薄膜中にエネルギー帯の傾斜ができる。光を受けて生じた電子が表面に移動しやすくなる。
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銅とガリウム、セレン薄膜を光吸収層としCIS型太陽電池を作製する。太陽電池セルの裏面から表面に向けてアルミの含有量が減少するように濃度勾配を付けた。すると薄膜中にエネルギー帯の傾斜ができる。光を受けて生じた電子が表面に移動しやすくなる。
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November 05, 2024
太陽光パネルのリサイクル業者「採算とれない」…国や自治体、大量廃棄に備え体制構築急ぐ
2030年代に予想される太陽光パネルの大量廃棄に備え、国や自治体がリサイクル体制の構築を急いでいる。再資源化コストの高さがネックとなるが、膨大な使用済みパネルがごみとして捨てられないよう、リサイクルの義務化など様々な方法が検討されている。東京電力の子会社「東京パワーテクノロジー」の川崎市内の施設では年間3000枚の使用済み太陽光パネルをリサイクルしている。
パネルの素材は6割がガラスで、ほかはフレームに使われるアルミやプラスチックなど。パネルを処理装置に投入すると各素材に分解され、砕かれた粒状のガラスがはき出される。
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October 24, 2024
HORSEがポルトガル工場に太陽光パネル、年間電力の30%を発電
フランスRenault(ルノー)と中国の浙江吉利控股集団(吉利グループ)の合弁会社である英HORSE Powertrain(ホース・パワートレーン)は、ポルトガルの生産拠点HORSE Aveiroに2つの太陽光発電システムを設置すると発表した。設置は大手太陽光発電エンジニアリング会社のENGIE Hemeraが手掛け、設置完了まで14カ月かかるという。
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September 17, 2024
有機太陽電池の性能向上へ 「励起子束縛エネルギー」の低減に成功 大阪大・岡山大など
大阪大学、岡山大学、神戸大学、名古屋大学の研究グループは11日、新たに開発した有機半導体が光から電流へのエネルギー変換への妨げとなる励起子束縛エネルギーの低減に成功し、作製した有機太陽電池で従来より優れた特性を得たと発表しました。 研究成果は8月12日にドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」にオンライン速報版として掲載されました。
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太陽光パネル、大量廃棄時代は目前 リサイクル義務化へ ルールづくりや支援策急務
中国、米国に次ぐ世界第3位の太陽光発電大国である日本。令和4(2022)年度の発電量は926億キロワット時で、日本全体の発電量のうち約9・2%を占めた。その陰で、2030年代に訪れる太陽光パネルの大量廃棄が懸念されている。国は13日、太陽光パネルのリサイクルの義務化に向けて有識者検討会の初会合を開いて議論を本格化し、民間企業もリサイクル事業への参入を始めている。官民協力で来たるべき大量廃棄時代に備える必要がある。「太陽光パネルの運搬と廃棄に1枚当たり3千~4千円。これとは別に解体に小規模な施設でも数十万円からの費用がかかる」
太陽光発電施設を安全に撤去するためにかかる費用について、ある廃棄業者はこう説明する。
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September 05, 2024
積水化学、シャープ堺工場の一部取得を検討…「ペロブスカイト太陽電池」の生産拠点に
積水化学工業が、シャープの堺工場(堺市)の一部を取得する方向で検討していることが分かった。2019年に生産を停止した太陽電池の生産棟の設備を活用し、次世代の太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の生産拠点にするとみられる。 ペロブスカイト太陽電池には、薄くて軽く曲げられるといった特性がある。建物の壁など幅広い場所に設置することができ、官民を挙げて需要創出や生産体制の整備を進めている。積水化学は25年の事業化を目指している。
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September 02, 2024
コンビニに太陽光パネルを「垂直設置」、東北のセブン2店舗で実証実験
エア・ウォーターは2024年8月29日、セブン‐イレブン・ジャパンと共同で、垂直型の太陽光発電システムの運用実証を開始すると発表した。山形県と宮城県の合計2店舗で、エア・ウォーターの垂直ソーラー発電システム「VERPA(ヴァルパ)」を設置し、積雪地域での運用などを検証する。 エア・ウォーターのVERPAは、両面受光型の太陽光パネルを独自開発の架台により垂直に設置できるシステム。空いた土地が無い、屋根の強度が足りない、カーポートは置けないなど、太陽光発電システムの導入に制約があるエリアにも設置しやすいメリットがある。
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August 29, 2024
特許に見るペロブスカイト太陽電池の勢力図、SK弁理士法人・奥野所長に聞く
次世代太陽光発電の本命として、ペロブスカイト太陽電池の開発競争が激しくなっている。日本発の革新技術として、日本勢が研究開発をリードしてきたが、ここ数年、中国勢の特許出願が急増し、ダントツの件数になっている。太陽電池関連の特許に詳しい、SK弁理士法人の奥野彰彦所長にペロブスカイト太陽電池に関する特許の動向について聞いた。
トップ10の半数が日本企業
――積水化学工業が2025年の製品化を公表するなど、日本企業主導によるペロブスカイト太陽電池の実用化に期待が集まっています。特許戦略という視点から見て、国内勢にどの程度の優位性があるのでしょうか?
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August 27, 2024
「洋上太陽光」を東京湾で実証、国産フロートも採用

東京都江東区にある中央防波堤エリアに、海水面を使った「洋上浮体式」の太陽光発電設備が浮かんでいる。
この設備は三井住友建設が設置した。東京都政策企画局が主導する「東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクト」に採択され、2023年11月に設置した。国内では初めての洋上における浮体式太陽光発電の実証になるとしている。
同プロジェクトには東急不動産も採択されている。両社の浮体式太陽光発電設備は近くに設置されている。
三井住友建設は淡水の内水面を利用する水上太陽光発電向けに、太陽光パネルを水面に浮かべるための部材であるフロートを製造・販売している。また、農業用などのため池の水面を借りて、この自社製のフロートを使った太陽光発電事業にも取り組んでいる。
三井住友建設は淡水の内水面を利用する水上太陽光発電向けに、太陽光パネルを水面に浮かべるための部材であるフロートを製造・販売している。また、農業用などのため池の水面を借りて、この自社製のフロートを使った太陽光発電事業にも取り組んでいる。
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July 25, 2024
フィルム型ペロブスカイト太陽電池の導入実証を開始、曲面や耐荷重の小さい屋根に
コスモ石油、積水化学工業、朝日エティックの3社は2024年7月19日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池をサービスステーション屋根および事業所のタンク壁面に設置するための共同実証実験を開始すると発表した。コスモ石油中央研究所(埼玉県幸手市)と朝日エティック東京工場(埼玉県加須市)で実証を開始した。 ペロブスカイト太陽電池は、軽量かつ柔軟に製造可能という特徴を持ち、ビルの壁面や耐荷重の小さい屋根、あるいは車体などの曲面といった、さまざまな場所に設置できる次世代太陽電池として注目を集めている。
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July 23, 2024
失われた太陽光発電世界シェアを取り戻せるか? NEDOが支援する「軽くて曲がる」次世代太陽電池の大きな可能性
地球温暖化対策として再生可能エネルギーの導入拡大が進む中、太陽光発電は世界的な太陽電池パネルの量産効果により、資源エネルギー庁の発表によれば「2020~2030年の10年間で10~20%以上のコストダウンが見られ、発電効率の上昇も見込まれる」など今後の期待が高い。しかも、ここにきて結晶シリコン一辺倒だった太陽電池素材に有機化合物やヨウ素からなる「ペロブスカイト」が登場。これまでの太陽電池にはない「曲がる、軽い」「安価に製造できる可能性が大きい」という特徴から大きな注目を浴びている。
太陽光発電の拡大を目指す日本にとってペロブスカイト太陽電池はいかなる効果をもたらすのか。ペロブスカイト太陽電池の研究開発とビジネスの最前線を3回にわたってレポートする。
第1回の今回は、研究開発マネジメント機関としてエネルギー分野などのイノベーション創出を後押しするNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)にペロブスカイト太陽電池の可能性について聞いた。
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July 12, 2024
京セラ系、初期投資なしで太陽電池付き農業ハウス
京セラ傘下の京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は9日、太陽電池を搭載した農業用ハウスを初期費用なしで農家などに提供する事業を始めると発表した。KCCSが設置費用を負担し、つくった電気を企業などに販売する。まず岡山県玉野市で7月下旬に第1号の施設を稼働させ、森林伐採などを伴わない太陽光発電施設として普及を目指す。この「営農型太陽光発電」事業ではKCCSが太陽電池付きの農業用ハウスを建設する。屋根の半分ほどを太陽電池が覆い、作物に必要な光は中に届くようにする。原木シイタケ、イチジク、ブドウなどを栽培できる。
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July 08, 2024
米社が10GWのウエハー国産計画を撤回、ペロブスカイトの製品化急ぐ
2022年8月にバイデン大統領によって導入された「インフレ抑制法(Inflation Reduction Act: IRA)」は、米国太陽光発電産業の国内生産拡大の引き金となり、国内生産の拡大が大きく期待されている。 そんな中、すでに国内生産計画を取り下げるケースが起きてしまった。
今年2月に、太陽光発電メーカーのキュービックPV(CubicPV)は、米国に10GWのシリコンウエハー(シリコン製基板)工場を建設する計画を撤回することを明らかにした。
同社の取締役会は、計画中止の理由として「ウエハー価格の劇的な暴落と建設費の高騰」を含む市場環境の変化を挙げた。
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July 03, 2024
グーグル、台湾で1GW規模の太陽光発電所設置へ
グーグルは1日、米ブラックロック(BLK)傘下の太陽光発電開発運営会社、永鑫能源(ニューグリーンパワー、NGP)に出資し、台湾で設備容量1ギガワット(GW)の太陽光発電所を設置すると発表した。発電した電力は、自社のデータセンターなどに利用する。投資額は非公表。クラウドサービスプロバイダー(CSP)の台湾で初めてのグリーン電力発電所となる。マイクロソフト(MS)やアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が追随する可能性がある。2日付工商時報などが報じた。
グーグルは、グリーン電力購入契約(PPA)で300メガワット(MW)を購入し、台湾にある自社のデータセンターやグーグルクラウド、オフィスなどで使用する。台湾のグリーン電力証書(T-REC)も取得する考えだ。
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グーグルは、グリーン電力購入契約(PPA)で300メガワット(MW)を購入し、台湾にある自社のデータセンターやグーグルクラウド、オフィスなどで使用する。台湾のグリーン電力証書(T-REC)も取得する考えだ。
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June 21, 2024
高層ビルが「発電所」に 窓や壁に…次世代型太陽光電池の未来 省エネ&創エネを実現
ビルの窓や壁に設置して発電できる次世代型の太陽光電池の研究開発が進んでいる。透明で熱を吸収するタイプもあり、普及が進めば電力不足の解消だけでなく、温暖化対策にも期待がかかる。技術的にはまだ確立されていない部分もあるが、都市に林立するビルそのものが「発電所」となる未来が見えつつある。10センチ四方と手のひらほどしかない薄いガラス板。「高層ビルの窓に設置すれば、建物そのものが発電所となり、災害に強い街づくりにもつながる」。赤外線(赤外光)を使って発電する次世代型の太陽光電池を開発した大阪大産業科学研究所の坂本雅典教授(光化学)はこう説明する。
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June 17, 2024
中国太陽光パネルメーカー、価格急落で政府に介入求める
中国の太陽光パネル製造業界は、設備過剰で製品価格が急落しており、メーカーは政府に早急な投資抑制策を求めている。上海で開催中の「国際太陽光発電とスマートエネルギー大会」で業界関係者らが政府の介入と業界の協力を訴えた。
中国は、政府の後押しと金銭的なインセンティブによって世界最大のソーラーパネル生産国となっており、太陽光電池モジュールでは世界の生産能力の約80%を占める。アナリストによると、中国メーカーは今年、生産能力を最大600ギガワット(GW)拡大する見通しで、2032年まで世界の需要を満たせる規模となる。
急速な生産能力の拡大が原因で、中国のソーラーパネル価格は昨年42%下落した。
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June 14, 2024
デンソーと京セラ、既存工場に設置可能な軽量太陽光発電システムの実証実験
デンソーと京セラは6月11日、両社共同で、デンソーの既存工場での自家発電率を高める取り組みとして、2024年10月~2025年9月の期間、デンソーの西尾製作所にて軽量太陽光発電システムの実証実験を行なうと発表した。
デンソーは京セラと協力し、1981年以前の耐震基準で設計された既存の工場屋根にも設置可能な軽量太陽光発電システムの検討を進めてきた。実証実験では、両社が開発した軽量太陽光発電システムをデンソーの西尾製作所404工場の屋根(約360m2)に設置し、長期信頼性や発電量最大化を実現するためのシステム設計の検証を行なうとしている。
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