設備投資に加え、米国の協力企業への直接の支払い、データセンターへの投資、動画配信サービスのコンテンツ制作費などを含む。年平均860億ドルとなり、2018年に示した計画から約2割積み増す。新規雇用は2万人を見込んでいる。
東部ノースカロライナ州で10億ドルを投じて新社屋を建て、人工知能(AI)などの研究拠点として活用する。本社を置くカリフォルニア州などでも拠点を拡張する。協力企業を通じて中西部インディアナ州などで物流・生産拠点を新増設する。
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液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004
現在のCESにおいて、ディスプレイ技術はメインストリームではありません。CESの中心トピックは5G通信やロボティクス、あるいはヘルステックや自動運転をはじめとするMaaS(Mobility as a Service)など。ですが、私がそんなメインストリームを追いかけても仕方がないので、そちらはそれぞれの専門家の方にお任せしましょう。私はあくまでディスプレイを追いかけてビジュアル技術の差分を見てゆきますが、その点から言うと今回も結構面白かったです。
まずディスプレイの大きなポイントはミニLEDです、端的に言うと数千個、数万個単位のLEDをバックライトに使った液晶テレビですね。この分野は液晶が復権する大きなパワーとしてTCLが火を付け、中国メーカー各社が追随。今年になってLGが採用しましたが、日本メーカーはまだの様子です。液晶がプラズマに代わって衰退し、OLEDが新しい自発光デバイスとして挑んできたというのがここ十数年ほどの業界でしょう。そんな意味で、日本はOLED志向が非常に強く「これからの時代はOLEDかな」という雰囲気があります。
March 08, 2019 07:36
A huge tax break was supposed to create a manufacturing paradise, but interviews with 49 people familiar with the project depict a chaotic operation unlikely to ever employ 13,000 workers.
“This is the Eighth Wonder of the World.”
So declared President Donald Trump onstage last June at a press event at Foxconn’s new factory in Mount Pleasant, Wis. He was there to herald the potential of the Taiwanese manufacturing giant’s expansion into cheesehead country.
20年以上も前、筆者が業界紙「Electronic Business」で働いていた頃、編集者の一人が数カ月かけて、Foxconnの重役たちとのインタビューの段取りをつけた。その編集者は台湾にあるFoxconnの本社を訪ねたが、そこでインタビューは行われない旨を告げられた。
それから何も変わっていない。2019年1月29日、報道各社はFoxconnが米国での製造計画を縮小すると伝えた。研究開発(R&D)に注力するため、以前から提案されていた「キャンパス」ではなく、「テクノロジーハブ(技術拠点)」を建設するという内容だった。テクノロジーハブのスタッフはほとんどがエンジニアや科学者で構成されると伝えられた。
CESで目にするものすべてに大きな影響があるわけではないし、すべてが製品化されるわけでもない。むしろ逆の場合が多く、2019年中もしくはいつになっても発売されない可能性が非常に高い。 それでもCESは、なぜか規模を拡大し続けている。
今年は、約300万平方フィート(約28万平方メートル)の会場に最大18万人が訪れる見通しという。以下が今年のCESで登場が予想されるテーマだ。
数年前のCESでは、低消費電力のBluetoothチップとWi-Fi通信機能をガジェットに追加するだけで「スマートテック」のカテゴリーに入り込めた。しかし、いまではスマートの定義は動作がハードウェア単体かクラウドかに関係なく、いかに知覚や予測する力をもっているかで決まる。
October 17, 2018 07:23