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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

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21 Mar

【中国報道】ソニーが20年ぶりに市場に再参入、RGB LEDバックライトの業界秘密とは

292643151454512025 年のハイエンド LCD ディスプレイはどのようになるでしょうか?一つは100インチ以上の大型画面。業界では国内市場だけでも100インチ以上の液晶大型画面の販売台数が2025年には100万台を超えると予測している。もう一つのハイライトは、RGB LED バックライト製品です。ハイセンスによれば、これは液晶テレビの画質と低炭素の面で限界を打ち破ることになるという。   


ソニーがRGB LEDに「復帰」    
液晶には光を供給するためのバックライト光源が必要であり、バックライト光源の光質は液晶の色品質に直接関係します。したがって、バックライト光源でより優れた色性能を実現しようとすることは、常に LCD ディスプレイ業界の「中核的な要求」でした。例えば、QD LED バックライト技術の開発はこの目的のためです。しかし、他の「色変換」技術と比較すると、ネイティブ RGB LED 半導体発光が間違いなく最良の選択です。

29264334109790このため、ソニーは2004年にRGB LEDバックライトを採用しました。当社はプロ仕様の放送用モニターからスタートし、数年後には一般家庭用液晶テレビ市場に参入しました。しかし、ソニーの初期の試みは市場で成功しませんでした。一方では、コストと価格が高かったため、製品の発売が困難でした。他方では、製品のエネルギー消費が高水準の基準を満たすことはほとんどできませんでした。2004 年、RGB LED の発光効率はおそらく今日の 4 分の 1 に過ぎませんでした。   

しかし、2025年までにこれらの問題は両方とも解決されると思われます。発光効率、小型化(ミニ/マイクロ技術など)、ドライバーの高集積化、パッケージ構造のアップグレード、生産​​能力の向上など、LED技術の進歩により、製品コストが急速に低下し、新しいRGB LEDバックライトの「復活」が大きく促進されました。   







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17 Mar

進化を続ける液晶テレビが、有機ELテレビを凌駕する可能性--ソニーが新パネル発表


 同パネルは、液晶パネルのバックライトとして細かなLEDを敷き詰める「miniLED」のいわば強化版だ。細かなLEDを3原色(RGB)で発光できるようにした。

この技術は「RGB LED」と呼ばれていて、LEDの赤・緑・青の3つの原色それぞれを独立して制御する。これによって色の純度が高まり、DCI-P3色域の99%、ITU-R BT.2020規格の約90%をカバーする。また、有機ELパネルは高輝度化に難があるが、同パネルはピーク輝度4000cd/m2以上を達成する。






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17 Jan

[ピックアップ] ソニー帝国4人の野望、Kadokawa買収攻勢の背景

ビジネスレポート -- SONY --

・ソニーはもはやエレキの会社ではない。
・ソニーはKANDO(感動)会社。
・10億人とつながって世界をKANDOで満たす。
・映像・音声テクノロジーはKANDOを支える重要な要素。

「今のソニーになるための種は20世紀に植えられていた」

ソニー帝国 IMG_20250115_135556





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27 Dec

伝説のテレビ、ソニー製。それをすてるなんてとんでもない!

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こんなところにお宝が。

テレビといえば液晶や有機EL、そして大画面が当たり前になってきた現代。高解像度、薄型、大画面を目指して各メーカーがしのぎを削っています。

一方で過去の遺産となりつつあるブラウン管テレビを追い求める人々がいます。それがレトロゲームを愛する人々です。でかくて、重くて、画質も荒いのに、なんでわざわざブラウン管? なんて思う人がほとんどだと思います。しかし、彼らの間ではブラウン管テレビの存在は、とても価値あるものとして認知されています。

世界最大規模のブラウン管の実在
レトロゲーマーにブラウン管テレビが愛される理由。それは圧倒的にラグが少ないことです。

特に今回のお話の主役となっているSONY(ソニー)の45インチ大型ブラウン管テレビ「KX-45ED1(通称PVM-4300)」は、480p VGA入力が存在するため、遅延や処理落ちがなく、ブラウン管へ直結で入力信号が送られるため、ラグが非常に少ないことが注目されていました。






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16 Dec

これはもうSF映画の世界 ソニーが開発した360度ぐるっと眺められる3Dディスプレイが未来だった

SONY my_1212sony01空間に浮かび上がる立体映像――そんなSF映画の世界にまた一歩近づいたようだ。

12月3日から6日まで東京・有楽町で開催された、コンピュータグラフィックスに関する国際会議「SIGGRAPH Asia 2024」。

この展示エリアでひときわ注目を集めていたのがソニーの「360度ライトフィールドディスプレイ」だ。






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6 Dec

ソニー史上最高輝度の4K液晶TV「BRAVIA 9」は“令和のPROFEEL PRO”だ!

SONY qUQQH_8Q2024年のAV Watchアワード 液晶テレビ部門には、BRAVIA 9こと「K-65XR90」が大賞に輝き、昨年の「XRJ-65X95L」に続いて、液晶ブラビアの2連覇となった。しかし、昨年と今年では“大賞”の意味合いが全く異なる。今年は有機ELテレビ部門を含めた全エントリーの中でBRAVIA 9が総合得点トップに躍り出たのだ。

昨年のアワードの結論が、「Mini LEDテレビはたしかに明るいけれど、本質的な画質ではまだまだ有機ELテレビには及ばない」というものだっただけに、その状況を一変させるモンスターテレビの出現に、我々は衝撃を受けると同時に、大いに沸き立った。






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12 Nov

ノジマがVAIO買収--「純国産PCメーカーとしての魅力を国内外に発信」と表明

Screenshot 2024-11-12 05.57.12ノジマは11月11日、VAIOの発行済株式の約93%を取得し子会社化する契約を締結したと発表した。

 VAIOの発行済株式の91.4%を保有するVJホールディングス3の全株式、およびVAIOの発行済株式の1.6%を取得し、実質的にVAIOの発行済株式の93%を保有する。

 なお、買収後もVAIOの独立性を尊重し、社名や経営陣、運営方針にも変更はないという。





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6 Nov

テレビ、動画配信で反撃 パナソニックはアマゾンと提携、ソニーは高画質液晶で勝負

IDGBYI4GSMJHVYI_2家電の花形といわれたテレビは国内勢が海外勢との価格競争に敗れて久しい。10月に破産手続きを開始した船井電機(大阪府大東市)も、北米で一時トップシェアを誇ったが、中韓勢に屈した過去がある。そうした中、インターネットによる映画やドラマなどの動画配信サービスの普及で、視聴環境がスマートフォンへ移る新局面を迎えている。パナソニックホールディングスが米Amazon.comと動画配信対応のテレビを共同開発するなど、国内勢が反撃を仕掛けており、成否が注目される。

船井電機は北米で、米小売り大手のウォルマートと組んだ販売でシェアを伸ばし、2000年代に大きな成功を収めた。ところが、08年のリーマン・ショック以降、中国勢との価格競争などが要因で販売不振におちいった。

 国内でも中国勢の存在感が高まっている。調査会社BCNによると、23年の薄型テレビの国内シェアは、東芝から中国ハイセンス傘下に移った「TVS REGZA」(川崎市)が1位で24.9%。中国勢ではハイセンス、TCLが日本市場に進出し、5分の1以上を中国勢が占めた。






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30 Oct

ソニー、空間ディスプレイをアップデート。マルチディスプレイで最大4台組み合わせ可能

ph02_SDK240ソニーは、“空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)” 「ELF-SR1」「ELF-SR2」のアップデート「SDK2.4.0」を10月29日にリリースする。

ELF-SR1は2020年10月、ELF-SR2は2023年6月にそれぞれ発売された、ソニーの空間再現ディスプレイ。特別なメガネやヘッドセットを使うことなく、高精細の3DCGを裸眼で見ることができることが特徴だ。ビジネスシーンにおいて、プロダクトデザインの立体的な確認のほか、ショールームや美術館などでのディスプレイ展示、店頭などでの立体サイネージといった導入が進んでいる。







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23 Oct

メガネもゴーグルもいらない。ソニーの裸眼3Dディスプレイ

Screenshot 2024-10-23 08.43.0310月15日~18日にかけて開催された、新しい技術が一堂に集うイベント「CEATEC(シーテック)」。
ソニーセミコンダクタソリューションズのブースでは、大型化した空間再現ディスプレイを体験できました。

裸眼で3Dを体験可能
ディスプレイの前に座ると、ディスプレイ上部のカメラがユーザーの目の位置を検出して、オブジェクトの表示を3Dにしてくれます。

顔を動かしても目線を追従してくれる。

複数人が覗き込むと、カメラが混乱して表示がズレたりしましたが、一人で適正な距離から見ているぶんには綺麗に立体に見えましたよ。






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3 Oct

長崎の新たな賑わいを創出する「長崎スタジアムシティ」に統合演出システムやデジタルサイネージシステムを納入

cb47592a2-800x450ソニーマーケティング株式会社は、ジャパネットグループの株式会社リージョナルクリエーション長崎が2024年10月14日(月・祝)に開業する「長崎スタジアムシティ」に統合演出システムと、デジタルサイネージシステムなどを納入しました。

「長崎スタジアムシティ」はスポーツ・地域創生事業として長崎に住む方、長崎を訪れる方に感動を届けることをコンセプトに、サッカースタジアムを中心としたアリーナ、ホテル、商業施設、オフィスなどの複合施設を民間主導で開発するプロジェクトです。

今回ソニーマーケティングは、「長崎スタジアムシティ」のスタジアム・アリーナにスポーツ観戦ならではの興奮や熱狂などを最大化する統合演出システムと、ライブ中継を支える映像・音響インフラを整備しました。





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1 Oct

ソニー、0.44型フルHD OLEDマイクロディスプレイを発売

tm_240927sony02ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は2024年9月、極めて小さい画素サイズと高い輝度を両立させた0.44型フルHD(1920×1080画素)OLEDマイクロディスプレイ「ECX350F」を開発、2024年10月よりサンプル出荷を始めると発表した。AR(拡張現実)グラスなどの用途に向ける。

 ECX350Fは、5.1μmの画素サイズと発光効率の最大化を可能にするマイクロレンズを作り込むための半導体プロセスを新たに開発し採用した。また、独自のOLED構造を新たに設計することで、駆動電圧と発光効率のバランスを最適化し、小画素化と高輝度を両立させた。これにより、5.1μmという業界最小の画素サイズで、フルHDの表示が可能となった。しかも、従来製品に比べ約2倍となる最大1万cd/m2の輝度を達成した。






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26 Sep

ソニーの「INZONE」から,eスポーツ特化の480Hz 有機ELディスプレイ「INZONE M10S」と4K液晶「INZONE M9 II」が10月発売

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2024年9月25日,ソニーは,ゲーマー向け製品ブランド「INZONE」から,eスポーツゲーマー向け27インチ有機ELディスプレイ「INZONE M10S」と,27インチ液晶ディスプレイ「INZONE M9 II」を10月25日に発売すると発表した。
 税込のメーカー想定売価は順に17万4900円前後,13万2000円前後である。

 INZONE M10Sは,eスポーツゲーマー特化型の製品として,プロチーム「Fnatic」と共同開発したという製品だ。有機ELパネルの特徴を生かした垂直最大リフレッシュレート480Hz,中間調(Gray to Gray)応答速度0.03msという高速表示と,FPSのeスポーツタイトルに特化した表示機能を備えるのが見どころである。

表示機能のひとつは,eスポーツ向け画質モード「FPS Pro+」と「FPS Pro」だ。







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9 Sep

ソニー、ライブ制作向けの17型4K液晶マスターモニター2機種を発売。深い黒色や正確な色再現

240905_sony_BVM-HX1710_topソニーは、ライブ制作、品質管理や映像評価向けに、17型4K液晶マスターモニター「BVM-HX1710」と「BVM-HX1710N」の2機種を発表する。「BVM-HX1710」は2025年夏、「BVM-HX1710N」は2024年秋に発売する。市場想定価格は以下のとおり。

17型 4K 液晶マスターモニター「BVM-HX1710」:2,500,000円前後
17型 4K 液晶マスターモニター「BVM-HX1710N」:3,000,000円前後

両機は、SDIおよびHDMIに対応し、さらに「BVM-HX1710N」は放送業界での採用が進むSMPTE ST 2110規格のIP信号にも対応することで、ライブ制作を効率的に実現するソニーのオンプレミス/クラウド・ライブプロダクション「Networked Live」で同機を活用する際に高い利便性を発揮するという。





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16 Jul

ソニー、2年振りに国内導入が実現したQD-OLED採用の最上位・4K有機ELテレビ「A95L」

ph01_A95Lソニーは、「QD-OLED」パネルを搭載したハイエンド・4K有機ELテレビ“A95Lシリーズ”を8月10日に発売する。価格はオープンとなっており、ラインナップと市場予想税込価格は以下の通り。

“A95Lシリーズ”
・65型 「XRJ-65A95L」 770,000円前後
・55型 「XRJ-55A95L」 605,000円前後

本シリーズは、2022年度のフラグシップ・4K有機ELテレビ “A95Kシリーズ” の後継機種であり、グローバルでは2023年度に登場しているモデルが国内でもリリースされる格好だ。

緻密に敷き詰めた青色有機ELと光波長変換の技術を用いて色純度の高い表現を実現する量子ドット技術を組み合わせた「OLED」パネルによる、高いコントラストを色鮮やかな映像表現を特徴としている。






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18 Apr

ソニー、低反射&高画質なチューナレス4Kブラビア。98型で約145万円

ソニーマーケティングは、オフィスや商業施設での使用を想定した、チューナーレスの業務用4Kブラビア「FW-98BZ53L」(98型)を6月28日に発売する。オープンプライスで、想定価格は145万円前後。

反射光を拡散させる「アンチグレア」と反射光自体を低減する「ローリフレクション」を合わせ持つ「ディープブラック・ノングレアコーティング」を採用。
アンチグレア処理だけでは難しかった高コントラストで鮮やかな映像表現と、47%という高いヘイズ値での映り込み低減を両立させており、「窓がある会議室や、照明の数が多い商業施設など明るい場所での利用に適している」という。







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13 Oct

アップル新端末で脚光、ソニー超微細OLEDの秘密、CMOSセンサーの製造技術を活用し、24年に量産

Screenshot 2023-10-13 09.12.01アップルが発表したAR端末、「Apple Vision Pro」。その登場で脚光を浴びているのが、ソニーの「マイクロOLED」と呼ばれる超微細ディスプレーだ。

ソニーグループが長年培ってきた画像センサーの製造技術が、意外な分野で花開いた。
VR(仮想現実)やAR(拡張現実)向けの超高精細ディスプレー、マイクロOLED(有機EL)だ。





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5 Sep

ソニー、1.3型4K OLEDマイクロディスプレイを発表

Screenshot 2023-09-05 09.26.13ソニーセミコンダクタソリューションズは2023年8月、1.3型4K OLEDマイクロディスプレイ「ECX344A」を発表した。VR(仮想現実)/AR(拡張現実)用ヘッドマウントディスプレイ(HMD)などの用途に向ける。

ECX344Aは、トランジスタのレイアウトやプロセスを最適化し、独自のばらつき補正回路を採用した。これにより、4K(3552×3840画素)の解像度でありながら、均一な輝度特性を実現した。また、高速駆動用ドライバー回路を開発し、最大毎秒90フレームという高フレームレートにより滑らかな映像を実現した。  





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7 Jul

ソニー4K Mini LED液晶BRAVIA最上位モデル「X95L」シリーズを実機レビュー

sony 4k mini LEDimg01日本の高画質テレビの雄として、特に大画面サイズで人気のブランドがソニーの「BRAVIA(ブラビア)」。Google TV搭載ということもあり、ネット動画対応という観点からも人気のシリーズだ。

そんなBRAVIAの2023年モデルとして5月20日に発売となった4K液晶の最上位モデル「X95L」シリーズは、認知特性プロセッサー「XR」と「Mini LEDバックライト」を搭載。エンジンとパネルの両方で最高画質が揃う注目モデルだ。

今回は、「X95L」シリーズの65V型モデル「65X95L」の実機レビューを届けしよう。





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16 Jun

Apple「Vision Pro」に採用、サムスンを超えた日本の最先端技術

2023-0614-apple-vision-pro-img-2Appleの「Vision Pro」と他社のヘッドセットを大きく差別化しているのが超高解像度なマイクロOLEDディスプレイです。このディスプレイは従来のサプライヤーであるサムスンやLGではなく、ソニーが供給しています。

 ディスプレイ業界に詳しいロス・ヤング氏によれば、このマイクロLEDディスプレイの解像度は3400ppiとのこと。参考までに、Metaの「Oculus Quest 2」は773ppi、他の一般的な10〜20万円のVRヘッドセットの解像度もその付近です。





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15 Jun

超3D表現! ソニー最新技術「空間再現ディスプレイ」55万円を実際に見てみた

Sony 3Dソニーが最新技術をギュッと詰め込んで開発した「空間再現ディスプレイ」(ELF-SR2)を見てみたのですが、これ、すごいですね! 何がすごいかって「飛び出してる!」とか「3Dだ!」というより「実物がそこに存在している感じ!」なのですよ。





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15 May

ソニー、裸眼で高精細な立体映像を見られる27型4Kモニター

sony 3D 01_lソニー株式会社は、裸眼で立体映像を見ることができる27型空間再現モニター「ELF-SR2」を6月12日に発売する。実売予想価格は55万円前後の見込み。

 同社が販売している既存の立体空間モニター「ELF-SR1」が15.6型だったのに対し、ELF-SR2は27型へと大画面化したことで、細部の確認がしやすくなり、制作コンテンツの品質向上を図れる。また建築/設計分野では建物全体の様子を、医療教育/ヘルスケア分野では原寸大で人体構造を表示できるなど、3DCGを見たり使ったりする用途でも実用性を高めた

。 TVで培った超解像エンジンを搭載し、4K映像の高精細表示だけでなく、2K映像のアップコンバートにも対応。色モアレ補正や左右の目の映像が混じって見えてしまうクロストークの低減処理も追加し、細部や線もはっきり正確に表示できる。





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14 Apr

ソニー、ピーク輝度4,000nitのデュアル液晶4Kマスモニ。約438万円

SOnyソニーは、4,000cd/m2のピーク輝度を実現した、デュアル液晶パネル搭載の31型4Kマスターモニター「BVM-HX3110」を2023年11月に発売する。価格は4,378,000円。

厳密な色評価やカラーグレーディングを可能とし、ライブ制作やポストプロダクションなどの幅広い現場でクリエイターの制作活動を支える、プロフェッショナル用マスターモニターシリーズの最上位モデル。パネル解像度はDCI 4K(4,096×2,160)。既存モデル「BVM-HX310」も併売される。

 最大の特徴が、業務用モニター開発で培った映像評価の基準となる画質と、高い信頼性を結集させた技術「TRIMASTER HX(トライマスター HX)」の搭載。





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13 Apr

【ソニーと東芝の明暗】「国賊企業」と呼ばれソニーが最高益を記録するまでの軌跡

“日の丸家電”の代表格だった東芝とソニー。今、両社の業績はあまりに対照的だが、その差はたった10年の間に生まれた。決定的な違いを生んだのは、岐路に立たされた時の「社長の決断」だった。『東芝解体』の著者・大西康之氏が迫る。】

 * * *  10年前、今の東芝に近い状況にあったのがソニーである。

 2012年5月に発表した2012年3月期の連結最終損益(米国会計基準)は過去最大の4566億円の赤字。テレビ事業などエレクトロニクス部門の不振から現金流出が止まらなかった。

同じ期、東芝の営業損益は2066億円の黒字。社会インフラなど手堅い事業を持つ強さが光っていた。 「ソニーが変わるのは今しかない。必ずやソニーを変革し、再生させる」  この年の4月に就任した平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)は、投資家の信頼を繋ぎ止めるのに必死だった。





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8 Mar

【韓国報道】サムスン電子訪れたソニー会長···韓日半導体同盟の模索か

日本の代表企業に挙げられるソニーの首長が韓国代表企業のサムスン電子を訪問した。 財界ではサムスン電子とソニーが自律走行車に必要な高性能·大容量メモリー半導体と関連した協業を模索するという観測が提起されている。

 6日、財界によると、ソニーの吉田憲一郎会長が同日、京畿道平沢市(キョンギド·ピョンテクシ)のサムスン電子平沢キャンパスを訪問した。 サムスン電子ではサムスン電子・デバイスソリューション(DS)部門のキョン・ギェヒョン社長が吉田会長を迎えたものと把握される。

 彼らは平沢キャンパス訪問後、サムスン電子天安と温陽キャンパスを訪れ、半導体先端パッケージング施設も見学したという。 吉田会長のサムスン電子訪問は一種の「答礼訪問」概念と解釈される。 キョン社長は昨年11月、東京に所在するソニー本社を訪れ、吉田会長と面談した。





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10 Feb

ソニー、進化した「Crystal LED」4機種。設置時間も短縮

Sony 202302Aソニーは、自由なサイズと形状で大画面を構築でき、高精細な映像表示が可能なLEDディスプレイの「Crystal LED」の新製品を日本でも発表した。BHシリーズ「ZRD-BH12D」「ZRD-BH15D」とCHシリーズ「ZRD-CH12D」「ZRD-CH15D」の4機種で、4月発売。価格はオープンプライス。

 BHシリーズは、1,700cd/m2の高輝度と外光の反射を抑える独自の低反射コーティング技術が特長。「企業のエントランスや小売店舗など明るい場所でも豊かな色彩で映像表現が可能」という。 CHシリーズは、1,000,000:1の高いコントラスト比と独自のディープブラックコーティング技術による深い黒の表現が特長。「美術館や博物館などへの設置に適している」とのこと。

新たに1,300cd/m2の高輝度化を実現することで、リアルで没入感のある映像をよりダイナミックに表示できるとする。





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3 Feb

ソニー、映像表現と設置性が向上したLEDディスプレイ「Crystal LED」新シリーズ

ソニーは、LEDディスプレイ「Crystal(クリスタル)LED」より、新たにBHシリーズ2機種、およびCHシリーズ2機種を発売すると発表した。

ラインアップは、BHシリーズが「ZRD-BH12D」(ピッチサイズ1.27mm)、「ZRD-BH15D」(ピッチサイズ1.59mm)、CHシリーズが「ZRD-CH12D」(ピッチサイズ1.27mm)、「ZRD-CH15D」(ピッチサイズ1.59mm)を用意。いずれも4月から発売する予定だ。
「Crystal LED」は、同社が開発した高画質LEDディスプレイシステム。「正確な色再現性や豊かな階調表現、広視野角などによる、没入感のある映像で空間演出を実現する」というのが特徴だ。





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16 Dec

ソニー、熊本に半導体新工場 数千億円投資

ソニーグループは熊本県内に半導体の新工場を建設する検討を始めた。数千億円を投じてスマートフォン向けの画像センサー工場を建設し2025年度以降に稼働させる。世界的に画像センサーの需要が高まっているため、半導体の自国生産を強化する。
ソニーは熊本に進出する台湾積体電路製造(TSMC)からセンサーに使う半導体を供給してもらう計画。近隣に工場を新設することで、センサー生産の一貫体制を構築する。

複数のサプライヤーや地元関係者に新工場建設の意向を伝えた。半導体事業会社のソニーセミコンダクタソリューションズの熊本工場(熊本県菊陽町)の近くで同県合志市が計画する新しい工業団地内を候補地として検討する。





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12 Oct

ソニーCrystal LED採用、世界最大規模のバーチャルプロダクションステージ

01_sSony Pictures Entertainment(SPE)は米国時間の6日、カリフォルニア州カルバーシティのスタジオ敷地内のSony Innovation Studios(SIS)に、同社初のLEDパネルによるバーチャルプロダクションのステージを設置したと発表。

ソニーがSPEのエンジニアとの協業を通じて開発した、高精細・高輝度・広色域のCrystal LEDディスプレイが使われており、Crystal LEDのバーチャルプロダクション用ステージとしては世界最大規模となる。





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4 Aug

サムスンディスプレイのパネルを搭載したソニー・サムスンテレビ、米国で「最高の4Kテレビ」に選定

サムスンディスプレイの量子ドット有機EL(QD-OLED)を搭載したソニーテレビが米国で「今年の4Kテレビ」に選ばれた。同じパネルで作ったサムスン電子のテレビは2位を占めた。

2日、業界によると、先月30~31日(現地時間)米国電子製品流通会社バリューエレクトロニクスが主催した「テレビシュートアウト」でソニーのA95Kが「4Kテレビの王」(King of 4Kテレビ)に選ばれた。テレビシュートアウトは米国に最近発売されたプレミアムテレビを対象に品質を評価する行事だ。

ソニーのA95Kは項目別点数10点満点基準で平均8.9点を得た。サムスン電子のS95B(8.3点)とLGエレクトロニクスのG2(7.9点)がそれぞれ2、3位を占めた。G2は白色の有機EL(WOLED)パネルを搭載した製品だ。
QD-OLEDは青色のOLED素子を発光源にしてその上に赤色と緑色の量子ドットカラーフィルターをのせて色を作る。白色のOLED素子を発光源にするWOLEDと違いがある。





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1 Jul

ソニーがゲーミングギアの新ブランド「INZONE」から2機種の液晶ディスプレイを発売

「INZONE M9」と「INZONE M3」の筐体ソニーは、ゲーミングギアの新ブランド「INZONE(インゾーン)」を発表した。そのラインナップの1つとして、27型のゲーミング液晶ディスプレイ2機種を発売予定。2022年7月8日(金)に4K UHD対応の「INZONE M9」が発売され、2022年内にフルHD対応の「INZONE M3」の発売が予定されている。

両機種には、ユニークな三脚形状のスタンドが採用された。プレイヤーのこだわりに合わせて、キーボードやマウスパッドを自由にレイアウトしやすいデザイン。いずれもノングレアタイプのIPSパネルが採用されており、本体には2W×2のステレオスピーカーが内蔵されている。映像用インターフェイスはDisplayPort×1/HDMI×2/USB Type-C×1。USBハブ機能も備えている。





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13 Jun

ソニー、有機EL、液晶の4Kテレビに新モデル--「BRAVIA XR」拡充で自然な美しさ再現

220400_sony_bravia_01ソニーは、新パネルを採用した有機ELテレビやMini LEDバックライト搭載の液晶テレビなど、全8シリーズ28機種の4Kテレビを発表した。認知特性プロセッサー「XR」を搭載した「BRAVIA XR」のラインアップを強化する。発売は7月から順次。

発表したのは、4K有機ELテレビ「BRAVIA XR A95K/A80K/A90K」、4K液晶テレビ「BRAVIA XR X95K/X90K」、4K液晶テレビ「BRAVIA X85K/X80K/X80WK」。液晶テレビには85V型、75V型の大画面モデル、有機ELテレビには42V型を加え、各シリーズのラインアップを拡充している。

4K有機ELテレビのA95Kは、RGBそれぞれが独立発色する新たな有機ELパネル「QD-OLED」を採用。認知特性プロセッサーのXRによる映像信号処理技術と新パネルを掛け合わせることで、明るく自然で鮮やかな色彩表現を実現した。





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9 Jun

ソニーG吉田社長が語る「ソニーのEV」と「メタバース」の可能性

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ソニーグループ・吉田憲一郎 会長兼社長 CEOの単独インタビューをお届けする。 5月18日に開かれた2022年度経営方針説明会にて、吉田氏はソニーのこれからの投資領域として「モビリティー」と「メタバース」の2つを挙げた。
これらの未来にどう期待しているのか? そして、どのような戦略で臨むのかを聞いた。
「当社としては“感動バリューチェーン”、感動を作ってユーザーに届けるまでの広がりを重視しています。その広がりこそが、『モビリティー』であり『メタバース』だと認識しています」 インタビューに応じた吉田社長は、2つの領域を挙げた理由をこう話した。






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3 Jun

サムスン電子、超高画素イメージセンサーシェア上昇…首位ソニーを「猛追」

サムスン電子がイメージセンサー分野で世界トップのソニーとの格差を縮めている。

29日、市場調査会社のストラテジーアナリティクスによると、今年第1四半期のサムスン電子スマートフォンイメージセンサー市場シェア(売上基準)は、直前四半期より2.6%P上昇した28.7%で、この2年間のシェアの中で最も高い水準を記録した。微細ピクセル基盤の1億8000万画素、5000万画素など高画素製品の販売好調にともなう結果と解説される。韓国メディア「エナジー経済」が報じた。

ソニーはスマートフォン顧客企業の需要が減り、イメージセンサーの出荷量が減少したものと分析される。これを受け、ソニーと2位のサムスン電子間のシェア格差は、昨年第4四半期の24.5%から今年第1四半期は15.9%へと縮まった。





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31 Jan

ソニー、EV本格参入検討の評価は?

ソニーは米国ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市「CES」で、2022年春にソニー・モビリティを設立し、EV市場への本格参入を検討すると発表した。

 2年前にVision-Sを発表していたが、その時は作りながら、車載インフォテイメントシステムと自動運転の可能性を検証するという発表にとどめていた。  
今回、市販の検討を発表したのはこの2年で手ごたえをつかんだということの証であろうが、果たして勝算はあるのだろうか?





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27 Jan

ソニーPCL、巨大な高画質LEDディスプレイを局面状に配置した「清澄白河BASE」開設

Screenshot 2022-01-27 08.01.29ソニーピーシーエル(ソニーPCL)は2月1日に、先端技術による新たな表現手法や体験を生み出し発信する場として、「清澄白河BASE」(東京都江東区)をオープンする。

 清澄白河BASEは、ソニーの「Crystal LED B」シリーズを使用した、国内初となる常設のバーチャルプロダクションスタジオをはじめ、先端技術を活用した制作機能を備える、同社の新たなクリエイティブ拠点。  

さらに、高解像・広色域に対応し、幅広い輝度条件下で豊かな階調表現が可能なデジタルシネマカメラ「VENICE」を備えるとともに、天井に解像度1008×1008ピクセル(横7m×高さ7m)のLEDパネルを設置し、環境光として自然でリアルな被写体への映り込み表現を実現する。





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20 Jan

ソニー明かす、世界最多ディスプレーデバイス使いこなしノウハウ

CES 2022で大手テレビメーカーのパネル戦略が明らかになった。韓国メーカーと日本メーカーのCES発表の新製品を見ると、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は新有機ELパネルのQD-OLEDテレビ、ミニLEDバックライトの液晶テレビ、そしてマイクロLEDテレビを発表。韓国LGエレクトロニクス(LG Electronics)は白色有機ELパネルを搭載する有機ELテレビ、ミニLEDバックライトの液晶テレビを発表した。





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13 Jan

ソニーも即採用!画期的な有機ELパネルがCESで登場、その特長とは?【動画で解説】

動画でオーディオやAVのニュースや解説をお届けする新コーナーをスタート! 本日はCES 2022で発表されたソニーの新テレビが採用する、サムスンの有機ELパネル「QD-OLED」について紹介します。





14 Dec

VRのドット感が消失。ソニーの「片目4K」有機ELパネルが異次元すぎた

ソニーは、1インチ台で4K解像度の「4K OLED マイクロディスプレイ」を開発しました。メタバースで注目を集めるVRゴーグルで「片目4K」「両目8K」の超高精細映像を実現します。

この「4K OLED マイクロディスプレイ」は、詳細なインチ数は非公開なものの、10円玉程度のサイズで、4K解像度を実現。また、液晶テレビのような16:9(3840 x 2160)の4K x 2K解像度ではなく、VR用途を見据えた1:1の正方形に近い4K x 4K解像度となります。





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9 Dec

ソニーG、NYに研究拠点 AI・音響、世界規模で横串

ソニーグループは多様な事業が相乗効果を発揮するコングロマリット・プレミアム型の研究開発体制を構築する。2022年中にも米国ニューヨークの音楽事業拠点に研究開発オフィスを開設し、これで映画やゲーム、金融など全世界の主要事業拠点への配備が完了する。総合電機メーカーのコングロマリット経営に対して逆風が強まる中、世界で唯一無二の「ソニー・プレミアム」を追求する。

ソニーGは米ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)に本社研究開発部門のエンジニアを常駐させる。楽曲制作現場などの実態やニーズを肌で感じて次の研究開発に生かすほか、人工知能(AI)や音響、半導体などの技術シーズを紹介して実用化につなげる狙い。





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26 Nov

Sony QD-OLED TVs are rumoured to be on the way, Samsung starting panel mass-production this month

Screenshot 2021-11-26 07.57.13Samsung's QD-OLED technology looks set to make an appearance at next year's CES, with a new report from Edaily Korea suggesting that mass production will begin at the end of this month.

The report quotes leaked internal communications, from Samsung Display CEO Choi Joo-sun, that say that "QD Display will mass-produce and release 65-inch and 55-inch TVs and 34-inch monitors, and decide whether to increase production based on market reaction".

Intriguingly, multiple recent rumours also suggest that Sony, a key customer of LG Display' OLED panels, is also planning on launching QD-OLED TVs in 2022. A report from ChosunBiz hints that Samsung Display will start supplying OD-OLED panels to Sony from November 2021, while Business Korea also reported on the news, saying that in 2022 “Sony, the third-largest player in the TV industry, will also release their QD-OLED TV models”.





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27 Oct

サムスンのテレビ用QD-OLEDをソニーに供給へ=韓国ネット「こんな日が来るとは」

2021年10月25日、韓国・朝鮮ビズは「ソニーがサムスンディスプレイからテレビ用QD-OLED(量子ドット有機EL)パネルの供給を受けることを決定した」と伝えた。早ければ11月中旬にも、ソニーへの供給が始まる見通しだという。

日本の業界関係者によると、ソニーは昨年からQD-OLEDの商品化について可能性を打診していた。今月中にもソニーが承認書を発行し、それを受けてサムスンディスプレイが11月初旬から牙山(アサン)キャンパスQ1ラインに必要な材料を投入。11月中旬ごろから量産に入るという。韓国での生産後、モジュール工程はベトナムで行う。
その後マレーシアのソニーのテレビ工場に最終供給されるという。





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7 Oct

ソニーのテレビが「金のなる木」に大変貌した裏側 10年連続赤字の"お荷物"から安定収益源に

sony YOBt_YD_かつて10年連続で赤字を計上し、業績不振の象徴的存在でもあったソニーのテレビ。それが今、「金のなる木」へと変貌を遂げている。

2020年度、ソニーのエレクトロニクス事業の営業利益は1391億円(前期比59.5%増)と、直近10年で最高の数字を更新した。テレビ単体の損益は2019年度以降開示していないが、エレクトロニクス事業の利益の大半をテレビが占めたとみられる。

過去を振り返ると、ソニーのテレビは2004年度から10年連続で赤字を出し、いわば“お荷物事業”だった。この間の累計の赤字額はおよそ8000億円。しかし2014年度に黒字へと転じて以降は、毎年のように利益を伸ばしている。





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28 Jul

ソニーXRや次世代有機EL、そしてプレーヤ終焉論まで~'21年夏の本田・山之内AV対談

sony I4eUCsCZオーディオ・ビジュアル評論家の山之内正氏と本田雅一氏が、話題の新製品や業界動向を独自の視点で語る、半期に1度の対談。前編と後編の2回に分けて、上半期に登場した新製品や新技術、AV時事ネタを取り上げる。

前編は「映像編」。CES発表時から大きな話題を集めていたソニー・ブラビアの認知特性プロセッサ「XR」やLGの次世代有機EL「OLED evo」、液晶におけるミニLEDバックライトの動向、最新配信事情、そしてディスクプレーヤーの終焉論まで、語ってもらった。





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11 Jun

シャープが4カ月ぶりにソニーを逆転! 4Kテレビの最新販売動向

全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年5月の4K対応液晶テレビ(4Kテレビ、なお有機ELテレビは含まない)の販売台数前年同月比は95.4%。
昨年同月は新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要は発生していたため微減に転じたが、東京五輪の開催が迫っていることもあり、勢いは衰えていない。





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14 Apr

ソニー新技術とLGスマホ撤退に見る、日本と韓国の「モノづくり力」格差

製造業の本質は、技術の開発による「人々の新しい生き方の創造」にあるといえる。4月5日にモバイル事業からの撤退を発表した韓国のLG電子と、4月1日に社名を「ソニーグループ」へと変更し、次々と新たな技術を生み出しているソニー。2社の決定的な違いは何だったのだろうか?

● 韓国LG電子がモバイル事業撤退 最大の理由は?  

4月5日、韓国のエレクトロニクス大手のLG電子(LG Electronics)は、7月末までにスマートフォン(スマホ)含むモバイル事業から撤退すると発表した。
 一時、同社は世界第3位のスマホメーカーだった。今回の同社の決定の背景には、中国の競合企業との価格競争の激化によって、当該分野での生き残りが難しくなったことがあるとみられる。今後、LG電子は、モバイル関連の技術を次世代の高速通信や電気自動車(EV)などの関連分野に活用する方針だ。





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12 Feb

ソニーの有機ELマスターモニターがエミー賞受賞

ソニーのsony01_sELマスターモニターが、米国テレビ芸術科学アカデミーが主催する第72回テクノロジー&エンジニアリング エミー賞を受賞した。ソニーの有機ELマスモニが同賞を受賞するのは、2012年以来2度目となる。

1948年に創設されたテクノロジー&エンジニアリング エミー賞は、既存の技術の大幅な改善や、革新的な技術の開発・標準化などを通じて、テレビや放送技術のイノベーションと発展に貢献した個人・企業・団体に贈られるもの。ソニーは1973年に、テレビ受像機として初めてトリニトロンで受賞している。





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12 Jun

“圧倒的8Kクオリティ”に挑んだ、ソニー初の85型8Kブラビア「Z9H」開発の裏側

sony Z9H  85 thumbnail_l
“このコロナ禍にあって”という言葉を、まさかオーディオ&ビジュアルのトレンド連載で書くことになるとは思いもよらなかった。一方で、ここ数カ月に書いた記事の大半に(冒頭ではないにせよ)添えている言葉でもある。新しい生活様式“ニューノーマル”という言葉も生まれているが、世の中のありとあらゆることに変化が訪れているからだ。
ここまではよくある話なのだが、8Kパネル採用の85型ブラビア「KJ-85Z9H」(約200万円)が現時点で想定している2倍以上も売れ、メーカーであるソニー自身も驚いているという。
そんな中で、およそ200万円という値付けながら「想定の2倍以上」というのは、そもそもの想定数が少なかった可能性も否定できないが、やっと“8K放送というフォーマットを活かせる大型テレビが登場した”ことへの期待感の現れとも言える。






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7 Apr

ソニー、ネットもテレビもサクサク見られる新「ブラビア」--小さい有機ELと大画面液晶も

ソニーは、有機ELテレビ「A8H/A9S」シリーズと液晶テレビ「X9500H/X8550H/8500H/8000H」発表した。上位機には高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載し、一段上の高画質性能を実現する。発売は4月18日から順次。

A8Hシリーズは、65V型の「KJ-65A8H」と55V型の「KJ-55A8H」をラインアップ。LEDバックライトの発光をエリアごとに制御し、発光時間を最適化する「X-Motion Clarity」を備え、画面の明るさを保ったまま、スポーツなどの速い動きをくっきりと再現する。





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5 Mar

2020年だから開発できた最高峰 ソニーが8K液晶テレビ「Z9H」で見せた自信

sony 8k 001ソニーが、3月7日から、85V型8K液晶テレビ「BRAVIA Z9H(KJ-85 Z9H)」を発売する。

ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ 企画マーケティング部門商品企画部企画3課プロダクトプランナーの青木翔氏は、「世界一美しい画像を映し出すことができる、8Kテレビのリファレンスを目指して開発したのがZ9H。ソニーが自信を持ってお客様におすすめできる8Kテレビが完成した」と断言する。

Z9Hは、ソニーが初めて国内市場に投入する8Kテレビだ。満を持して国内市場に8Kテレビを投入するソニーのこだわりを追った。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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