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Flat Panel TV and Display World-2....液晶/有機EL・業界・動向

液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004

パーツ・部材

7 Nov

日東電工、上海の顧客向け共同開発拠点 11年ぶり刷新

日東電工は6日、中国・上海市内の顧客向け共同開発拠点「イノベーションセンター」を約11年ぶりに改装オープンした。
スマートフォンや自動車向けのフィルムやシートなど同社の最新技術を顧客に紹介し、共同研究開発用の実験設備を併設する。電気自動車(EV)やスマホなど中国メーカーとの取引関係の強化につなげる。





30 Oct

【液晶パネル】AUO、世界最先端のマイクロLED生産ライン竣工 車載・TV等大型製品も生産へ

中国のテックメディア『集微網』(2024年10月27日)によると、パネル大手、台湾AUO(友達)の廖唯倫・最高技術責任者(CTO)は先ごろ、世界最先端となる同社の第4.5世代マイクロLED(Micro LED)ディスプレイ生産ラインが24年10月に竣工し、25年から本格的に量産に入ると述べた。





29 Oct

偏光板フィルム増産、三菱ケミカルGが新設備導入の背景

三菱ケミカル26d9a4ed三菱ケミカルグループは偏光板向け光学用フィルムの生産能力を増強する。岐阜県内の工場に新たな設備を導入し、2027年度下期(27年10月―28年3月)の稼働を目指す。生産能力で年2700万平方メートルを追加し、同社全体の同フィルム生産能力は年1億5400万平方メートルとなる予定。投資額は非開示。液晶ディスプレーの大型化による需要拡大などに対応する。

今回、生産能力を増強するのは、偏光板向け光学用フィルム「OPLフィルム」。三菱ケミカル中日本事業所大垣(神田)地区(岐阜県大垣市)に新たな生産設備を増設する。






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25 Oct

日本電気硝子、ガラス製造支援サービス 脱炭素技術で

NEG FTdZZVdz日本電気硝子は22日、ガラスメーカー向けに製造を支援するサービスを始めると発表した。二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる製造方法を武器に、ガラスメーカーに対して設備の提供や製造ラインの設計といったエンジニアリングを新規事業として手掛ける。2028年12月期末までに、年間売上高約50億円の事業に成長させたい考え。

ガラス製品の製造を手掛ける企業に対し、日本電気硝子がもつ脱炭素の技術を用いたエンジニアリングサービスとして展開する。具体的には、酸素を供給して燃焼効率を高めることで原料の溶融時に発生するCO2排出量を減らす製法や、溶けたガラスに電極を挿して加熱する電力を用いた製法などの脱炭素技術を用いる。






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23 Oct

偏光板フィルム増産、三菱ケミカルGが新設備導入の背景

abc4-263926d9a4ed三菱ケミカルグループは偏光板向け光学用フィルムの生産能力を増強する。岐阜県内の工場に新たな設備を導入し、2027年度下期(27年10月―28年3月)の稼働を目指す。生産能力で年2700万平方メートルを追加し、同社全体の同フィルム生産能力は年1億5400万平方メートルとなる予定。

投資額は非開示。液晶ディスプレーの大型化による需要拡大などに対応する。

今回、生産能力を増強するのは、偏光板向け光学用フィルム「OPLフィルム」。三菱ケミカル中日本事業所大垣(神田)地区(岐阜県大垣市)に新たな生産設備を増設する。






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18 Oct

AGCディスプレイグラス米沢とユーグレナ、 国内で初めて化学強化廃棄塩を肥料原料としてリサイクルすることに成功

eaa2b5505fb8bc4753f015c4edc38394AGC株式会社の100%子会社であるAGCディスプレイグラス米沢株式会社(本社:山形県米沢市、以下ADY) と株式会社ユーグレナは、車載ディスプレイ用カバーガラスの化学強化工程で発生する廃棄塩を、肥料原料としてリサイクルすることに日本で初めて*成功しました。
ADYで発生した廃棄塩をリサイクルし製造された肥料は、ユーグレナから販売が開始されています。なお、本件について、2024年7月8日にAGCとユーグレナにて特許を出願しました。






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18 Oct

日亜化学、正極材を受託加工型に転換 レアメタル材を顧客から支給

辰巳工場 return-file-response日亜化学工業は、正極材料事業を受託加工型に転換する。市況変動の大きいニッケル、コバルト、リチウム、マンガンといったレアメタル材を顧客から支給してもらい、加工費を収益源とし事業構造の安定化を図る。すでに一部の製品では開始しており、ボリュームの大きい電気自動車(EV)用リチウムイオン2次電池(LiB)向けは全量を対象とする方針で、自動車メーカーを中心に交渉を進める。2030年に加工費のみで1000億円超の売上を確保する考えで、将来は売上高の8~9割が加工費となる事業体を確立する。

 「販売量に見合った収益を安定的に確保できる事業体にする」。小川裕義社長は徳島県阿南市の本社で開催した事業説明会でこう強調した。






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7 Oct

青色LED上にペロブスカイトナノ結晶膜を形成した高輝度赤色変換LED、山形大が開発

Screenshot 2024-10-07 14.10.16山形大学は10月1日、InGaN系半導体による青色LED上にメタクリレート系ポリマーバインダーに分散したペロブスカイトナノ結晶膜を形成した波長変換(色変換)型LEDを作製することで、赤色ナノ結晶LEDにおいて高い発光効率(外部量子効率)とデバイス寿命を維持しつつ、高輝度化にも成功したことを発表した。

同成果は、山形大大学院 理工学研究科の横田大輔大学院生、同・齋藤心護大学院生、同・大音隆男准教授、同・大学院 有機材料システム研究科の阿部遥大学院生、同・柳橋健人大学院生、同・千葉貴之准教授らの共同研究チームによるもの。






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1 Oct

韓国の「EV恐怖症」全世界に拡大の恐れ 地下駐車場でベンツのEV全焼、約500世帯停電、サムスンSDIは偏光フィルム事業を中国企業に売却

韓国 ベンツ BUTRB6FIHPXLU韓国・5大都市の1つ、仁川(インチョン)市のマンション地下駐車場で先月、メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)から出火し、車両87台が全焼した。約500世帯で1週間近く停電や断水が続いた。バッテリーの最大容量を超えて充電する過充電が原因とみられる。

さらに、龍仁(ヨンイン)市の路上に駐車していたテスラのEVからも火災が発生した。こちらは充電中ではなく、バッテリーの熱暴走が要因とされる。EVのリチウムイオンバッテリーは高エネルギー密度を持ち、効率的なエネルギー供給を可能にする一方で、外部の衝撃や温度変化に敏感で、過熱や発火のリスクが高い。

米国ミネソタ州でマイナス20度を超えた寒さでは充電ができず、あきらめた人が車を乗り捨てにする「テスラの墓場」という状況も伝わっている。

韓国自動車大手、現代自動車のEV発売を控え、韓国のEV産業が競争力を失いかねないとの指摘もあり、同国当局はメーカーにバッテリーの主要情報の公開を義務づけるなど、過充電防止などの対策に乗り出している。

しかし、韓国の人たちの間でEVの不安が広がり、中古車市場に大量に売りに出されたものの、まったく売れないという状況。この韓国のEV恐怖症、今後、全世界に波及するんじゃないかと思われる。






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20 Sep

AGC、台湾にケミカルズテクニカルセンターを開設

tm_240904agc02_w290AGCは2024年9月、台湾・新竹に半導体・電子材料向け化学製品のテクニカルサービス拠点「AGCケミカルズテクニカルセンター(AGC Chemicals Technical Center)」を、2024年10月に開設すると発表した。

 新設するテクニカルセンターは、AGC Electronics Taiwanが運営する。AGCはこれまで、台湾地域で電子部材の製造販売活動を展開してきた。今回のテクニカルセンター開設により、マーケティング活動をさらに強化し、迅速な技術サービスを提供していく。





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13 Sep

サムスンSDIの偏光フィルム事業、中国昊盛科技集団と投資ファンドが買収

中国国営『新華社』通信のウェブサイトは2024年9月10日付で、中国昊盛科技集団傘下で偏光フィルムの中国HMO(恒美光電)及び中国系投資ファンドが同日、韓国サムスンSDI(Samsung SDI)の電子材料事業部の偏光フィルム事業買収で、双方が合意し調印したと報じた。





19 Aug

光を99.3%吸収するめちゃくちゃ黒い木材ベースの素材「Nxylon」が偶然発見される

光の吸収率が99.3%という木材ベースの素材「Nxylon」を開発したと、ブリティッシュコロンビア大学の研究チームが発表しました。研究チームによると、このNxylonは全く関係のない研究の実験中にたまたま発見されたものだそうです。

ブリティッシュコロンビア大学のフィリップ・エバンス教授と博士課程の学生であるケニー・チェン氏は、高エネルギープラズマを使って木材のはっ水性を高める実験を行っていたとのこと。しかし、この高エネルギープラズマを、木材の繊維を垂直に切断した面に使用したところ、表面が真っ黒に変色したことに気付いたそうです。







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8 Aug

日本電気硝子の最新の折り曲げられるガラスがモトローラ「razr 50」に採用!

Screenshot 2024-08-08 05.21.19液晶テレビでコーニングやACGと並んで世界的なシェアを持つ日本電気硝子。同社の”折り曲げられる”ガラスが、モトローラの最新折りたたみスマホ「razr 50」に採用されたことが発表された。

特殊ガラスメーカーの日本電気硝子は、同社の化学強化専用超薄板ガラス「Dinorex UTG」が、モトローラが海外でリリースした新型の折りたたみスマホ「motorola razr 50」に採用されたことを発表した。

 Dinorex UTGが採用されているのは、まさに折りたたみが発生するメインディスプレー部。motolora razr 50では、ヒンジが小型化されるとともに、折り目を最小限にしながら、片手でスムーズに開閉できる点をアピールしている。この部分に、日本電気硝子の技術が貢献していることになる。





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2 Aug

「LG化学、米デュポンを抜き、OLED材料市場で2位に浮上する見込み」調査会社が発表

LG化学がアメリカのデュポンを抜き、「有機EL(OLED)蒸着材料」市場で2位に上昇する見込みだと市場調査会社DSCCが予測している。
2022年の市場で、アメリカのユニバーサルディスプレイコーポレーション(UDC)が1位、デュポンが2位、LG化学が3位だったが、2023年からLG化学が2位に浮上し、その地位を維持する見込みだ。





19 Jul

ブイテクノロジー 新規オリジナル青色有機EL材料の開発に成功

ブイ・テクノロジーは17日に、子会社であるフラスクが、有機EL材料の中でも特に難しい分野である青色有機EL材料の開発において、自社保有の特許を活用し、459ナノメートルで発光するオリジナルの青色有機EL材料の開発に成功したと発表した。

 今回、フラスクの五十嵐研究員のグループは山形大学(城戸淳二フェロー)の支援の下、自社特許である含ホウ素青色有機EL材料の開発に成功した。





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11 Jul

水だけで光る新感覚LEDライト 災害の備えにも

00_lセレクチュアーは、「水だけで光るLEDライト/AQUMO CANDLE アクモキャンドル」の別注デザインを7月10日に発売する。価格は990円。ECサイト「アンジェ web shop」にて取り扱う。

マグネシウム金属空気電池(特許技術)を用いたLEDライト。水分に約2秒浸すと、マグネシウムと酸素の化学反応で168時間と長時間点灯する。ロウソクだと雨風で消えたり転倒などの心配もあるが、同製品は火を扱わないため安心とする。






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4 Jul

日系電子部品の4月世界出荷、全ての地域で前年比を上回った背景

Screenshot 2024-07-04 06.42.43電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた日本メーカーによる4月の電子部品世界出荷額は、前年同月比14%増の3807億円だった。全ての地域で前年同月の出荷額を上回った。

特に最大市場の中国向けは同27%増の1343億円で、2023年11月以降6カ月連続で増えた。中国で電気自動車(EV)を含む新エネルギー車の生産台数や携帯電話端末の出荷台数が増加しており、最終製品の回復が電子部品の出荷額増につながっているようだ。





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1 Jul

AppleによるマイクロLED開発プロジェクトの中止はマイクロLED産業にどのような影響を与えたのか?

00_mAppleは長年、スマートウォッチ向けマイクロLEDの開発に取り組んできましたが、2024年3月にこのプロジェクトが中止されたことが報じられました。フランスの調査会社であるYole Groupが、AppleがマイクロLED開発から撤退したことによる業界への影響を論じています。

Appleは「より明るく鮮やかなビジュアル」を特徴とするマイクロLEDを使ったディスプレイの開発に長年取り組んできました。マイクロLEDとは、従来のLEDを細分化した物で、より精密な発光制御と高画質化が図れる技術です。

Appleはこれまで、独自の製造施設を建設してマイクロLEDの設計や開発を進めていました。しかし、マイクロLEDはOLEDよりもはるかに実現が難しく、開発は難航。いずれiPhoneやApple Watchなどに搭載されることが期待されていましたが、開発にかかるコストやプロセスの複雑さがあまりに大きいことが判明したため、2024年3月に開発プロジェクトは終わりを迎えました。





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20 Jun

最大1000個のRGB LEDをマイコン1つで制御可能に、ams OSRAM

Screenshot 2024-06-20 07.13.08ams OSRAMは「人とくるまのテクノロジー展 YOKOHAMA 2024」(2024年5月22~24日、パシフィコ横浜)に出展し、ドライバーICを搭載したRGB LEDや高精度の静電容量センサーを紹介した。

ドライバーIC内蔵のRGB LED「OSIRE E3731i」は、自動車の車内照明において、数百個のLEDによるダイナミックなパターン照明を実現する製品として開発されたものだ。  

一般的なLEDでパターン照明を実現するには、外付けのドライバーICを用いる必要があり、LED同士の間隔を広げざるを得ない。間隔を広げると細かなパターンの再現が難しいうえ、配線が複雑になり多層基板を用いる場合もあるため、重量やコストも大きくなる。





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12 Jun

曲がる「ペロブスカイト太陽電池」の要、フィルム基板に求められる性能

Screenshot 2024-06-12 08.59.16ペロブスカイト太陽電池は基板にフィルムかガラスを用いる。フィルムを用いると曲げられる太陽電池が作製できる。フィルム基板には一般に酸化インジウムスズ(ITO)を成膜して透明電極とする。透明電極は光の透過率が高く、シート抵抗値は低いほどよい。透過率は吸収できる光の量に影響し、シート抵抗値は電気の流れやすさを左右する。
一般に透過率は80%以上、シート抵抗値は20Ω/square(オームパースクエア)以下が要求される。ITOは希少金属で高価なインジウムを含むため、その使用量を減らす低コスト化の取り組みも求められる。





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6 Jun

日電硝、加工容易な半導体ガラス基板 セラミックス活用

26505005062024000000-1日本電気硝子は5日、半導体チップを載せる土台となる基板で加工が容易な製品を開発したと発表した。ガラス粉末とセラミックス粉末を混ぜ、ひび割れなどの破損がおきにくく、ごく小さな穴を開けるなどの加工もしやすくしたという。製造コストを抑えられるガラス基板として売り込む。

このほど300ミリメートル角の基板を製品化した。半導体の大型化に備え、2024年には515ミリメートル×510ミリメートルの基板を開発したい考えだ。





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6 Jun

日亜化学工業、ドイツに車載LEDの開発拠点 海外初

発光ダイオード(LED)大手の日亜化学工業はドイツに自動車照明の開発拠点を新設した。西部のアーヘン市にある建物を使い、1月から業務を始めた。日亜化学が海外に開発拠点を設けたのは初めて。ヘッドライトや計器パネルなど幅広い機器に搭載する最先端のLED照明を開発する。

名称は「ニチア・オートモーティブ・イノベーション・センター」(延べ床面積は約1000平方メートル)。自動車専用の拠点も国内外で初となる。日本から車載用LEDを担当する技術者を派遣し、現地でも技術者を採用した。欧州の自動車関連企業との交流を増やし製品開発に生かす。





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5 Jun

未来の大画面! 大富豪向けマイクロLEDディスプレイの世界 in ソウル

00_s韓国でオーディオ機器販売事業を手掛ける「Audio Gallery」が、ソウル市内にある同社ショールームにて、オーディオブランド「GOLDMUND」の主力製品と、ディスプレイメーカー「CreateLED」のマイクロLEDディスプレイ製品の両方を体験できるデモフロアを4月4日にオープンした。

GOLDMUNDの音響機器といえば、先端のデジタル技術とこだわりのアナログ技術を組み合わせて開発されたウルトラハイエンド級の製品が有名で、日本のオーディオ・マニアの間でも認知度は高い。

一方、CreateLEDは、中国の深センの企業で、日本ではほとんど知られていない新興のディスプレイ機器企業になる。同社は、もともと業務用のLEDディスプレイ事業を手掛けてきたメーカーだが、近年は、中国内の富裕層に向けた、ホームシアター向けのマイクロLEDディスプレイ製品の開発に乗りだしている。





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31 May

日本ゼオン、富山県高岡市の高岡工場にシクロオレフィンポリマーのリサイクルプラントが竣工

日本ゼオン-1024x347日本ゼオンは、高岡工場(富山県高岡市)にシクロオレフィンポリマー(COP)のリサイクルプラントが竣工した。

COPフィルムは、COPが持つ光学特性や低吸水性といった他にない優れた特長でディスプレイ用位相差フィルムとして幅広く使用されており、リサイクル樹脂においても未使用樹脂と同様に高い品質が要求される。
同プラントはCOPをフィルムに加工する際に発生する廃棄樹脂を再生する。





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16 May

「ペロブスカイト太陽電池」耐久性向上のカギ、封止樹脂でトップ目指す

Screenshot 2024-05-16 07.12.39ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて耐久性は重要な課題だ。耐久性を高める上で、水蒸気や酸素から発電層を保護する封止樹脂は重要な役割を担う。

封止材メーカーのMORESCO(モレスコ)は、自社が誇る技術でペロブスカイト太陽電池の封止材需要を狙う。桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が国産ペロブスカイト太陽電池の実用化を目指して23年10月に立ち上げた技術連携コンソーシアムに参画しており、他の参画企業と連携しながら研究開発をしている。

モレスコは有機溶剤を含まない「ホットメルト接着剤」が主力。大人用紙おむつをはじめとする衛生材製品や自動車内装の組み立て用に展開している。その製品で培った高分子の変性技術や配合技術などを基に、ガラス基板の有機ELディスプレイ用封止材を開発し、中国や台湾のメーカーに供給している。





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10 May

北海道大学、鉄を微量に含んだ二次元層状物質における超伝導磁束の液晶状態を観測

webp北海道大学(北大)は5月8日、二次元層状物質である遷移金属「ダイカルコゲナイド化合物」に微量の鉄(Fe)原子をインターカレート(層状物質の層間への他の原子や分子の挿入)することで、超伝導磁束の液晶状態とそのダイナミクスの観測に成功したことを発表した。

同成果は、北大大学院 理学研究院の延兼啓純助教、同・大学大学院 工学研究院の丹田聡名誉教授(現・同・大学大学院 理学研究院所属)らの研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が刊行する物性物理とその関連分野全般を扱う学術誌「Physical Review B」に掲載された。





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8 May

反芳香族分子からなる液晶材料の創製に成功 ー特有の集積構造の形成と高い電気伝導性の発現ー

Screenshot 2024-05-08 09.03.24京都大学分子工学専攻の関修平教授は、立命館大学生命科学部の前田大光教授らの研究チーム、北里大学未来工学部の渡辺豪教授、名古屋大学大学院工学研究科の忍久保洋教授らと共同で、反芳香族分子の積層3量体からなる配列構造を新たに形成し、半導体特性を示す液晶材料の創製に成功しました。

本研究成果は、2024年4月16日(現地時間)に、「Chemical Science」に掲載されました。

詳細内容 --> コチラ





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8 May

【韓国】サムスン電子、114インチのマイクロLEDで超プレミアムTV主導…「TCLとレベルが違う」

Samsung 55508671980サムスン電子が最も進歩したディスプレイ(画面)技術である「マイクロLED(発光ダイオード)」を前面に出し、TCLなど中国TVメーカーとの格差を広げる。 米国·中東市場を中心に大きくなっている超プレミアム(超高価)テレビ市場攻略にも速度を上げる方針だ。

サムスン電子は超大型ディスプレイを好む市場トレンドに合わせ、マイクロLED TVのラインアップに89インチ、101インチに続き、114インチを追加したと7日、明らかにした。 米国·中東など海外の主要市場には最近発売し、ついに国内市場にも登場したのだ。

114インチは、韓国で発売された単一画面TVの中で最大のサイズだ。 LG電子が昨年9月、118インチのマイクロLED TV(MAGNIT)を披露したが、北米地域だけに発売し、国内では販売しなかった。





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6 May

【台湾】メルクが自動車ディスプレイ用 AR VR MicroLED の開発を主導

Merck_20240502193823メルクグループの電子技術事業部門、台湾ディスプレイテクノロジーのゼネラルマネージャー、張家業氏は、さまざまなディスプレイチャネルの在庫は健全な傾向があり、特に台湾のディスプレイサプライヤーの在庫は第2四半期と第3四半期にゆっくりと回復する可能性があると述べた。品質と技術は優れており、今年の市場の回復に期待しています。
従来のディスプレイへの期待に加え、今日のデジタル世界では、さまざまなディスプレイの用途が多様化するほど、より多くの需要とビジネスチャンスが生まれており、これがメルクの利点であり、台湾のディスプレイ技術をリードする機会となります。
さらに、今年の 2024 年パリオリンピックや AI PC 人工知能コンピューターなどの世界的なスポーツイベントにより、モニターの需要が増加すると考えられており、当社は台湾のモニター市場の将来について引き続き楽観的です。





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23 Apr

屈折率1.8超、分解可能な透明プラスチックを開発

Screenshot 2024-04-23 08.25.14 早稲田大学 理工学術院の小柳津研一(おやいづけんいち)教授、および渡辺清瑚(わたなべせいご)次席研究員、ミュンヘン工科大学 StraubingキャンパスのRubén D. Costa 教授、およびLuca M. Cavinato 博士課程学生らの研究グループは、硫黄を含む水素結合を組み込んだ独自の高分子を設計し、従来達成が難しいとされていた1.8以上の超高屈折率と透明性を両立し、使用後には分解できる新しいプラスチックを開発しました。





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18 Apr

2024年のLED市場は前年比3%増の130億ドルに、けん引役は車載分野

TrendForceによると、2024年のLED市場はゆるやかな回復基調に乗り、前年比3%増の130億ドルとなることが予想されるという。

市場けん引役としては、主に自動車向けディスプレイおよび照明のほか、一般/建築/農業用照明、ビデオウォール、紫外線(UV)/赤外線(IR)などが期待できるとしている。
また、Samsung Electronicsによる大型ディスプレイやスイスの時計メーカーであるタグ・ホイヤー(TAG Heuer)による高級時計へのマイクロLEDの導入の成功も、市場の成長をけん引する役割を担うともしている。





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17 Apr

住友化学、中国で液晶パネル用薬液から撤退 2社を売却

Screenshot 2024-04-17 08.34.07住友化学は16日、中国で液晶パネル製造工程に使う薬液事業から撤退すると発表した。生産販売を手がけるグループ会社2社を、中国の電子材料メーカーのルンジンテックに売却する。
住友化学は石油化学や医薬品の不振で業績が悪化しており、事業の売却や撤退を進めている。売却で得た資金を負債の返済などあてる。

売却するのは安徽省合肥市と重慶市にある2社。住友化学グループが持つ全株式を5月31日付で譲渡する。売却額は非公表。液晶パネルの製造工程で使い、回路形成の過程で不要な部分を取り除く薬液などを製造している。





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16 Apr

アドバンテストと東レエンジがマイクロLED製造関連技術で提携

 アドバンテストと東レエンジニアリングは2024年4月10日、ミニ/マイクロLEDディスプレイの製造分野で、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。製造工程で必要となる検査や転写、実装および、データ解析といった技術を組み合わせ、ディスプレイメーカーに提供していく。

 マイクロLEDディスプレイは、数十マイクロメートル角という微小なLEDチップを基板に敷き詰めた製品。自発光のためコントラスト比が高く、低消費電力や長寿命といった特長がある。
ただ大量のLED素子を組み合わせて用いる用途向けでは、製造工程で高度な技術が要求される。例えば、4Kディスプレイでは約2500万個のLED素子を実装する。この工程では精密に配列する実装技術や、欠陥LEDを排除するための検査技術などが求められている。





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10 Apr

電極界面の接触抵抗を約3桁も低減したIGZO-TFT

Screenshot 2024-04-10 08.56.11東京工業大学国際先駆研究機構元素戦略MDX研究センターの辻昌武特任助教とShi Yuhao(施宇豪)大学院生、細野秀雄特命教授らによる研究チームは2024年4月、水素と触媒反応を利用し、金属と半導体界面の接触抵抗を従来に比べ約3桁も低減させた「アモルファス酸化物半導体(IGZO:InGaZnOx)トランジスタ」(IGZO-TFT)の開発に成功したと発表した。

 IGZO-TFTは、フラットパネルディスプレイ(FPD)用途で広く採用されているIGZO技術をベースとした薄膜トランジスタ(TFT)。移動度が高く高速での読み書きが可能なため、キャパシターが不要な次世代2T0C(2トランジスタ/0キャパシター)メモリなどへの応用が期待されている。ただ、TFTをnmスケールで集積していくと、金属と半導体界面の接触抵抗が大きくなり、移動度や電力消費などに悪影響を及ぼしていた。





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3 Apr

半導体シフトを急ぐDNP、素材技術で光電融合へ布石、液晶ディスプレーノウハウベースに

大日本印刷(DNP)が1876年の創業以来、約150年をかけて育んできた印刷技術を半導体に振り向けている。以前から半導体用フォトマスクではトップベンダーの1社だが、今後はチップレットの台頭など、技術変化が著しい後工程(パッケージング工程)部材に本格参入する。
技術開発を指揮する専務執行役員の土屋充氏に、新領域開拓の戦略を聞いた。

- 10~15年後の社会とそこに求められる技術をどう展望していますか。  

生成AIなど、DX(デジタルトランスフォーメーション)の役割がますます大きくなるのは確実だ。デジタル技術を駆使し、生産性をいかに高めるかが社会の重要な課題になる。そのカギを握るのが半導体であり、我々の重点分野と位置づけて研究開発に力を入れる。





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26 Mar

DICが液晶事業から撤退、世界初の液晶電卓向けから始まった50年の歴史に幕

DICは2024年3月25日、同年12月末までに液晶材料事業から撤退すると発表した。生産拠点となっている埼玉工場(埼玉県伊奈町)の一部と中国の青島にある子会社の一部も閉鎖する。併せて、同事業に関連して保有する知的財産を中国のSlichemに譲渡することも決定した。生産拠点の閉鎖をはじめとする事業撤退で発生する費用は、Slichemへの知的財産の譲渡益と合わせて現在精査中としている。

 DICの液晶材料事業は、スマートフォンやテレビなどで広く用いられている液晶ディスプレイのTFT(Thin Film Transistor)駆動ディスプレイ用の液晶材料(TFT液晶)が主力製品だ。この他、より駆動方式がシンプルなパッシブ駆動ディスプレイ用の液晶材料も手掛けている。1973年にシャープが開発した世界初の液晶表示電卓での採用を皮切りに、50年以上の歴史を積み重ねてきた。





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19 Mar

半導体パッケージ基板2.5倍、TOPPANが新工場

eed732555b64TOPPAN(東京都文京区、斉藤昌典社長)は14日、シンガポールに半導体パッケージ基板の「FC―BGA」の工場を新設すると発表した。
2026年末に稼働を始め、27年度までに22年度比で2・5倍以上の生産能力拡大を目指す。投資額は非公表。現地でエンジニア200人以上の雇用を予定する。





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15 Mar

日本ゼオン、新素材を開発 広帯域化コレステリック液晶

Screenshot 2024-03-15 08.46.15日本ゼオンは3月14日、光学フィルム事業などで培った独自技術によって革新的な視覚効果を持つ新素材を開発したと発表した。
新素材は、光の反射を利用したさまざまな視覚効果を実現できる広帯域化コレステリック液晶で、同社独自設計の液晶材料および特殊な塗工プロセスにより、コレステリック構造のらせんピッチをナノオーダーレベルで制御し、フィルムに成形した。

 同社は超精密に構造を制御したフィルムや、これを粉砕しフレーク化して印刷したものに、革新的な視覚効果を持たせることに成功した。新素材は、これまでにない新しいデザイン素材としての利用や、独自製造技術により偽造防止目的での活用が期待される。また、機能的でありながら人々に楽しさも提供できる可能性を秘めている。






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14 Mar

フジプレアム、自動車部品メーカーの東陽社製作所を子会社化

フジプレアムは、自動車部品メーカーの東陽社製作所(埼玉県羽生市。売上高4億3300万円、営業利益3300万円、純資産7億3100万円)の自己株式を除く全株式45.9%(議決権ベースでは100%)を取得し、子会社化することを決めた。
自動車部品業界でのビジネス拡大を目指す。取得価額は非公表。取得予定日は2024年3月25日。





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13 Mar

タッチスクリーンiMacが登場するかも? Appleの特許出願で明らかに

apple fb3aeApple(アップル)がタッチパネルを搭載したiMacにつながるかもしれない、回転式ディスプレイに関する特許を更新したことが、米特許商標庁(USPTO)の公開書類により明かされています。

Appleが2023年11月に更新した特許は、「アーティストなどのために傾斜タッチスクリーンを備えた実用的なiMacのデザイン」を説明したもので、直接的にはタッチスクリーンの搭載を示唆したものではありません。しかし特許に添付されたイラストは、タッチスクリーンを搭載したMicrosoft(マイクロソフト)のデスクトップPC「Surface Studio」を連想させるものです。





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11 Mar

太陽光発電量6%向上…大日印が開発、両面採光向け反射シートの効果

Screenshot 2024-03-11 08.49.56大日本印刷(DNP)は両面採光型太陽電池モジュールの発電量を向上させる「DNP太陽光発電所用反射シート」を開発し、提供を始めた。発電所の地面に敷設し、モジュールの裏面に入射する光を増加させて発電量を高める。実証実験では発電量が約6%向上した。
太陽光発電所の経年劣化に伴い、両面採光型太陽電池モジュールなどの導入で発電量を増やすリパワリングのニーズの高まりに対応する。価格は個別見積もり。2025年度までに累計50億円の売り上げを目指す。

受注生産で、基本は縦1メートル幅のロール状で供給する。太陽電池の発電領域である光の波長400ナノ―1200ナノメートル(ナノは10億分の1)に対して、85%以上の反射率を持つ。光の散乱効果が高く、幅広い太陽の角度に対応する。樹脂製で金属を含んでいない。





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11 Mar

静岡大が色あせないカラーフィルム、フレキシブルディスプレーなどに期待

shizuoka univ 1静岡大学の研究グループは、金ナノ粒子を着色剤とするカラーフィルムを開発した。顔料や染料を使う手法よりも発色性が高く、半永久的に色あせない。柔軟性と伸縮性を持たせられる他、金ナノ粒子の大きさや形状を変えることで、青や緑、マゼンタなど、さまざまな色のカラーフィルムを作製できる。

 大面積の製造が可能になれば、宇宙などの過酷な環境で使うカメラのカラーフィルターや、フレキシブルディスプレーなどへの応用が期待できるという。







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8 Mar

日亜化学の技術者、米アカデミー科学技術賞受賞を報告

O4547745006032024000000-1米アカデミー賞の主催団体から2024年の科学技術賞を受けた日亜化学工業の技術者5人が6日、同社本社で受賞報告会に臨んだ。
映画館の投光機に使う高輝度のレーザーダイオード(LD)開発が評価された。

2月下旬の米国での授賞式でスピーチをした中津嘉隆さんは「様々な映画関係者から『日亜の技術はすごい』と言われたのがうれしかった」と話した。





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8 Mar

Omdia:車載用CSD市場でインセルタッチTFT LCDが主流に、2025年には出荷シェア50%超に達する見込み

_prw_OI1im_o0bxhj7U最新のOmdiaの調査によれば、カーナビなどを表示・操作する車載用「センタースタックディスプレイ(CSD)」の出荷台数はCSDの標準搭載化が進んだことで数量の伸びが鈍化傾向にあるものの、その中でインセルタッチ(タッチ機能内蔵)型TFT LCDの出荷は引き続き増加傾向にあり、2023年は2,620万台:CSD全体の35.1%を占め、更に2025年には50%を超える勢いで成長するものと予想しています。

タッチパネル機能を統合し付加価値が向上することから、ディスプレイメーカーはインセルタッチ型TFT LCDを積極的に拡販しています。タッチ操作が基本となるスマートフォンやタブレット向けに先行したインセルタッチ型TFT LCDは、2023年にスマートフォンに向けTFT LCD出荷全体の55.2%、タブレット向けには45.1%に達するなど普及が浸透してきました。
その後を追って商品開発期間が長い車載(主にCSD)用タッチ・スクリーンにもインセルタッチ型TFT LCDは出荷を拡大しており、そのシェアは2021年の11.7%から2022年には25%、さらに2023年には35.1%へ急成長しています。





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1 Mar

日本電気硝子が厚さ200μm以下の超薄板ガラスを開発、高耐熱性のITO形成にも対応

Screenshot 2024-03-01 09.04.32日本電気硝子は「nano tech 2024 第23回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」(2024年1月31日~2月2日、東京ビッグサイト)に出展し、開発した超薄板ガラス「G-Leaf」や超薄板ガラスと樹脂積層体を組み合わせた「Lamion[フレキシブル]」、紫外線遮蔽超薄板ガラス、化学強化専用超薄板ガラス「Dinorex UTG」のサンプルを披露した。

直径3mmの折り曲げにも対応するタイプも用意  

G-Leafは厚さ200μm以下の超薄板ガラスで、ガラスのフィルム化を実現している。薄くて軽く、ロールtoロールプロセスの適用や配送の効率化に対応する。耐熱性やガスバリア性などガラスの特性を保持しているため機能性も高い他、板厚が薄く曲げにより生じる引っ張り応力も小さい。そのため、曲げ半径が小さくなっても破壊することがなく、フレキシブル性に優れる。日本電気硝子のブース説明員は「ここまで薄く平滑なガラスを製造できる会社はグローバルでみても数社しかない」と語る。





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27 Feb

3%の添加で高効率円偏光発光フィルムを実現するキラル誘起材を北里大などが開発

webp227北里大学、茨城大学、青山学院大学(青学)の3者は2月22日、重量比わずか3%添加するだけで、有機ELデバイスなどに用いられる汎用発光性ポリマー「ポリ(9,9-ジオクチルフルオレン-コ-ベンゾチアジアゾール)」(F8BT)を円偏光発光性の色素材料に変えるキラル誘起添加剤を開発したことを共同で発表した。

同成果は、北里大 理学部の長谷川真士講師、同・真崎康博教授、茨城大大学院 理工学研究科(理学野)の西川浩之教授、青学 理工学部 化学・生命科学科の長谷川美貴教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、ナノテクノロジーを含む材料科学に関する学際的な分野を扱う学術誌「Advanced Functional Materials」に掲載された。





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27 Feb

自動車向け液晶調光フィルムをより高機能に、世界トップクラスの水準を誇る中国ベンチャーが20億円調達

g1116oswg856_img_jpg液晶調光フィルムの開発・製造・販売を手がける中国企業「隆昇光電(ChiefWay)」(全称、上海隆昇光電新材料)がこのほど、シリーズB+で毅達資本と安誠資本から1億元(約20億円)近くを調達した。資金は、生産ライン建設、設備調達、人材獲得および研究開発に充てられる。

社長の潘烜氏によると、隆昇光電の中心メンバーは2005年から調光フィルムの開発に携わるベテランで、調光フィルム・ガラスの国家基準の策定にも参画している。また、同社は蓄積してきた技術力や大量の実施例はもとより、サプライチェーンの上流から下流までを網羅するリソースを保有しているという。

調光フィルムは、自動車のサンルーフガラスやリアガラスなどに活用される。大開口のサンルーフと調光フィルムを組み合わせれば、断熱・保温効果と開放的な車内空間を両立でき、省エネと温室効果ガスの排出削減にもつながる。





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21 Feb

日本電気硝子 全固体ナトリウムイオン二次電池のサンプル出荷開始

日本電気硝子は20日10時、(NIB)のサンプル出荷を開始したと発表した。
NIBは、正極、負極、固体電解質のすべてが安定した酸化物により構成され、これらが同社独自の結晶化ガラス技術により強固に一体化されている。
マイナス40度からプラス200度といった過酷な環境下で作動し、発火や有毒ガス発生のリスクがないだけでなく、ナトリウムは資源確保への懸念を要しない材料。
今回のサンプル出荷を経て、2024年内の販売開始を予定するとしている。

全固体電池入門 [ 高田 和典 編著/菅野 了治・鈴木 耕太 著 ]
全固体電池入門 [ 高田 和典 編著/菅野 了治・鈴木 耕太 著 ]







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20 Feb

村田製作所、滋賀に研究開発拠点を新設へ 社内外連携を促進

sa240219_murata01村田製作所は2024年2月14日、滋賀県守山市に新たな研究開発拠点「守山イノベーションセンター」を設立すると発表した。2024年2月から工事に着手し、2026年5月の完成を予定している。投資金額は土地と建物を合わせて約460億円。地上18階建てで、延べ床面積は6万4850m2。1000~1600人の就業を見込む。

守山イノベーションセンターは、既存/新規事業の基礎研究、企画、デザイン、設計の強化を目的としているという。具体的な対象事業や製品は検討中だ。  

同施設の役割は単なる研究開発機能の拡充にとどまらず、社内外の連携を強化することだという。村田製作所の近隣事業所との連携強化や、社外との技術交流/共同開発の活性化を目指している。





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8 Feb

集めてつなげば協力し合う、量子ドットの新しい協同効果を発見して非線形光電流の増幅に成功―太陽電池、光エネルギーの有効利用につながる新現象―

2402_main_tahara田原弘量 白眉センター/化学研究所特定准教授、金光義彦 化学研究所教授、坂本雅典 同准教授、寺西利治 同教授の研究グループは、半導体量子ドットを集めて結合させることで現れる新しい協同効果を発見し、その効果を利用して非線形光電流を増大させることに世界で初めて成功しました。

 半導体量子ドットはナノメートルサイズの微小な結晶であり、2023年のノーベル化学賞の受賞対象となった材料です。量子ドットの中に電子を閉じ込めることで、量子力学的な効果によって光の吸収や発光の波長を変えることができます。そのため、広い波長範囲の光を吸収して電気を取り出す太陽電池や、好きな色に光らせる発光ダイオードなどの光電デバイスの材料として注目されています。

 本研究グループは、たくさんの量子ドットを集めた集合体がどのような物性機能を持つのかを明らかにするために、量子ドット同士を有機分子で結合させた量子ドット膜を作製し、光照射によって量子ドットに作られた電子を電流として取り出す実験を行いました。





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当サイト特集カテゴリー
1.液晶の歩んできた道(第一部)
液晶の黎明期から実用化を果たすまでの過程をわかりやすく解説することを目指して書きました。

2.液晶の歩んできた道(第二部)
液晶が当面の最終目標だった大型テレビに採用され夢の平面テレビが実現した過程を解説していく予定です。(開始時期未定)

3.用語辞典(技術・ビジネス・企業)
管理人特選の最新技術用語やビジネス用語・関連企業を解説しています。時間の許す限りのアップ、今後充実を目指します。
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