バックライト

April 11, 2014

[連載:液晶の歩んできた道-19] ディスプレイの光源・バックライト技術 (2)

家庭の室内やオフィスを照らしてきた蛍光灯、それが一躍ハイテク製品の液晶パネル用の光源(=Backlight)として注目を浴びるようになったわけです。
すでに枯れた商品として広く浸透していたモノが、新興の最先端商品の一構成部材として採用されるに至り脚光を浴びたわけです。
これは、技術史を辿ってみても稀な事象だったと思います。
当時、液晶パネルの裏側に配置された蛍光管を見て、技術者が一様に違和感を覚えたのを思い出します。(1980年代の後半だったと思います)
その光源としての役割が、つい最近まで続いていました。今も細々と使われていますが主流はLEDに譲り、ほぼ30年に渡る液晶光源の歴史的な役割を終了しつつあります。

既存技術の流用ということでしたが、その液晶用光源確立に至る道程は一筋縄ではなかったのです。
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return_to_forever at 05:35|PermalinkComments(0)

December 19, 2013

[連載:液晶の歩んできた道-18] ディスプレイの光源となるバックライト技術 (1)

液晶パネルの主要要素技術を振り返ってきましたが、液晶は残念ながら自分で光を発する(自発光)わけではなく、別の光源を必要とします。その光源としてバックライト技術が同時並行で開発されてきました。
折角の薄型表示バネルなのですから、光源も薄く作る必要がありました。いかに薄くそして効率的な平面光源を作るか? 試行錯誤が続きました。
実はTFT液晶パネルでは、今でもこの光源の数%しか表示に使われていないのです。
開発初期の段階(1980年代)では、この効率はさらに低くなんと2-3%程度、表示デバイスとして必要な輝度を得るために光源輝度の要求はかなりの高水準だったわけです。
当時パッシブ液晶のバックライトにはEL(エレクトロルミネッセンス)なども使われていましたが、TFT用には輝度が全然足りませんでした。 
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return_to_forever at 00:00|PermalinkComments(0)

March 04, 2013

モバイル端末向けバックライトの薄型化・省電力化技術の最新動向

スマートフォンは、

① スクリーンの大画面化、高精細化、
② 使用時間の長時間化、
③ 処理速度の向上やマルチタスク使用、
④ 高速無線技術への対応、
⑤ デバイスの薄型化、などが端末の競争要因となっている。

しかし、これらの要望には、端末の消費電力やデザインなどの面で矛盾する項目が含まれている。各々のデバイス開発を加速させてスペックのバランスを調整していく必要があるが、その中で大きなウェイトを占めるのがLCDバックライトの開発である。



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return_to_forever at 22:02|PermalinkComments(0)