日本ゼオンは1月15日、富山県氷見市の光学フィルム工場において第5系列目となるLCD-TV用位相差フィルムの設備を構築すると発表した。生産能力は年産3000万m2で、2015年4月の量産開始を目指す。これにより、同社全体の生産能力は同9500万m2となる。
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液晶・有機EL・プラズマ、FPD業界・パネルメーカー・関連企業情報を掲載。当ブログで激しい市場動向に追随!--Since Nov.2004
小池教授は複屈折をとことん究め、色ムラのない液晶ディスプレー用「ゼロ複屈折フィルム」の開発に成功。またしても常識を覆してしまった。ご本人呼んで、第2の“息子”だ。従来は複屈折を抑えるために高価な位相差フィルムが使われてきたが、それが不要になる。長さが100メートルもあるような巨大な乾燥機を使ってポリマーを溶媒から取り出すこれまでの製法に比べ、簡単な押し出し成形で作れるようになるので、製造時間も数十分の1に短縮される。もちろん、コストも低減できる。「今、液晶テレビが値崩れして、日本メーカーが大赤字になっているでしょう? 台湾や中国、韓国の安いパネルが主流になってしまっている。だけど、色ムラを完全になくせるなら、中国やインドに納めるものも、先進国に納めるものも、全部日本で作ればいいじゃない? このゼロ複屈折フィルムを僕はあらゆる液晶パネルに入れていきたい」
非常に大きな産物をもたらした。液晶の最前面に内蔵するだけで、ゼロ複屈折フィルムと同じように色ムラがなくなり、有機ELを超える画質を実現する「超複屈折フィルム」ができたのだ。サングラス越しでも画面が真っ暗にならなくなるので、スマートフォンやタブレット端末をカーナビゲーション用に使うのにも最適。Move to full article
日本ゼオンは、生産性に優れる液晶パネル用位相差フィルム「斜め延伸位相差フィルム」の新工場を福井県敦賀市に建設すると発表した。敦賀市産業団地の用地約3万m2に建設し、2014年3月の完成を目指す。既設の富山県氷見市の工場にも付帯設備を導入し、総投資額は約70億円を計画する。
斜め延伸位相差フィルムは、分子の配列方向を制御することで、偏光板との張り合わせを連続的に行う「ロールツーロール貼り合わせ」が可能。
日本製部品は高機能化で真価を発揮している。「5」では高速携帯電話技術の「LTE」に対応。Move to full article 記事の通りですね。ただ課題は他国の部品メーカーも必死に置き換えを狙ってきます。同等の性能でコストを下げてきます。この過去の歴史を繰り返さないようにいかなる対策をうっていくか、日本メーカーの力強い戦略が求められます....管理人
このためアンテナから信号を取り出す回路が増え、通信を制御する大規模集積回路(LSI)が強化された。従来と同じ面積、重さの基板上で回路を増やすには日本製の超小型部品が不可欠だ。
通信を安定させる村田製作所の高周波フィルター、消費電力を低減するTDKや東光などの電源コイルが前機種より大幅に増えた。
さらにパナソニックや日本航空電子工業の超小型の端子、旭化成エレクトロニクスの電子コンパス、セイコーエプソンの水晶振動子など「スマホの機能向上を支える部品は日本製の独壇場だ」(部品メーカーの技術者)。 調査に協力したフォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ(東京・江東)によると「メーカーを特定できていないが超小型コンデンサーも日本製が多数を占めるはずだ」という。