華碩電脳(ASUS)は7日米国で、本体価格が4インチ版でわずか99米ドルのスマートフォン新機種、「ZenFone」シリーズを発表した。コストパフォーマンスを武器に、スマホのロー~ミドルエンド市場での足場固めを狙う意欲作だ。同社はスマホ市場に参入して既に久しいが、「ZenFone」の売れ行きは事業の成否を占う上で重要な意味を持ちそうだ。8日付工商時報が報じた。
スマートフォンは、ハイエンド市場が飽和する一方、ロー~ミドルエンド市場では中国の北京小米科技が3,999台湾元(約1万4,000円)で販売した「紅米」が品薄になる人気となるなど、コストパフォーマンス次第で十分な開拓余地があるとみられている。
同日米ラスベガスで開幕した家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でZenFoneを発表した施崇棠ASUS董事長は、「価格、機能、性能、外観で妥協せずに開発し、ASUSの長年の技術を全て結集した」と強調した。
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