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IGZO
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第4世代「iPad」が登場してから約3カ月が経過した。言うまでもなく、第5世代モデルの噂が出始める時期になったということだ。さらに「iPhone」の次期モデルに関する噂もある。Move to full article
「iLounge」のジェレミー・ホロウィッツは、新しいデザインの第5世代iPadの正確なモデルとされるものを検分する機会を得た。
iPad 5の発表を3月としている報告もあるが、ホロウィッツ氏は設計と製造の進み具合の状況から10月になりそうだと見ている。
Move to full story必死のブランド戦略の裏には、ある“不都合な真実”が隠されている。
「11月上旬に材料の投入が終わり、下旬からIGZOの生産ラインはほとんど動いていない」
複数の業界関係者は、IGZOの主力生産拠点である亀山第2工場の惨状をこう明かす。
理由は最大顧客のアップルからの受注が止まったこと。iPad向けに第1、第2四半期と、それぞれ200万台以上あった受注が、秋口から激減。10月に発売された廉価版のiPad miniにも需要を食われ、韓国LGディスプレイに調達先を大きく絞り込まれた。自社製スマホも別工場で手がけるため、作る商品がないのだ。
あわてたシャープは、IGZOを搭載した高価な業務用ディスプレイの出荷計画を発表。しかし毎月1500台と少量で「生産能力の数パーセントにも満たない」(シャープ関係者)のが現実だ。
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ただ、直ちに収益改善に結びつくかは不透明だ。世界的な景気減速や中国の日本製品離れなど、取り巻く環境も厳しさを増す。頼みの台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の出資協議はいまだ出口が見えず、再建には依然高い壁が立ちはだかっている。
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13.5型品が3840×2160画素(4K×2K)、3.4型品が960×540画素である。精細度は共に326ppiと高い。駆動素子には、IGZO層をc軸方向に結晶成長させた「CAAC(C-Axis Aligned Crystal)」構造と呼ぶ酸化物半導体TFTを用いた。白色有機EL素子にRGB3色のカラー・フィルタを用いてカラー表示を実現する。デバイス構造は、TFT基板とは逆側から光を取り出すトップ・エミッション。3.4型品は樹脂基板を用いることで、フレキシブル対応となった。
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IGZO液晶はアモルファスシリコンに比べて最大10分の1程度の低消費電力化を実現し、シャープが世界で初めて量産した。新たに量産する13インチ級IGZO液晶は、パソコンメーカーの春モデルに搭載される見通し。当初は10月頃から量産する計画で、約3カ月遅れになる。
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「近未来のテレビにワクワクする」のもCEATECの楽しみの1つ。“フルHDの次のテレビ”として期待されている4Kテレビやスーパーハイビジョン(8K)、そして話題のIGZOなど、先端技術を駆使したCEATEC出展のテレビを集めてみた。
「4Kは単にパネルを大きくすればいいというものではなく、4Kの情報量を出力する必要がある。レグザエンジンCEVO 4Kによって微細なテクスチャーやきらめく輝き感を復元することができ、従来のハイビジョンでも4Kならではの高精細な映像を楽しめる」
IGZOはIndium(インジウム)、Gallium(ガリウム)、Zinc(亜鉛)、Oxygen(酸素)から生成される酸化物半導体で、シャープが世界で初めて量産化に成功している。今回のCEATECでは、優れた技術・製品に贈られる「CEATEC AWARD 2012」で、IGZOが経済産業大臣賞を受賞した。
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主にスマートフォン向けを製造する。IGZOは画像が美しく消費電力が少ないのが特長で、シャープが世界で唯一量産できる。現在は亀山第2工場(三重県亀山市)だけで製造しているが、工場を増やして生産体制を拡充。経営再建の「切り札」と位置付け、収益向上を狙う。
経営再建中のシャープが最新鋭の高精細液晶「IGZO(イグゾー)」のパネルを、米パソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)やデルに長期供給する交渉に入っていることがわかった。液晶事業の赤字に苦しむシャープにとって、大口販売先を確保して経営再建にはずみをつける狙いだ。
IGZOパネルは高精細、省電力が特徴で、シャープが今春、亀山第2工場(三重県)で世界初の量産を始めた。すでに今冬モデルのスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末の一部に搭載され、米アップルの「iPad」も採用しているが、亀山第2工場の生産能力が大きいため、現状の稼働率は3~4割にとどまり経営の足かせになっている。
[管理人] 気になるのは HPもデルもリーズナブルな価格のパソコンを大量に販売しているメーカー。IGZOの高精細液晶を使って市場を作り上げていくようなビジネス展開は不得手ですからね。
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